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〜帰宅中〜
告白ラッシュだ。
でも、誰が好きなのかわからないよ。
断ったら、傷つけちゃうよ。
私に、そんな権利あるわけないじゃん。
あーー！もう！
「どうしたら…」
潤「なんかあったか？」
「まぁ、ちょっと…」
今日も美緒ねぇはデート。
だから念のため松本さんと下校中。
ポツリと呟いたのを、松本さんに聞かれていた。
でもきっと、松本さん知ってるよね。
私が告白されたの。
相談、してもいいのかな？
「あの、悩み聞いてもらえます？」
潤「まぁ、俺でいいなら…あっちで聞く。」
前に美緒ねぇと来た公園だった。
一部だけ記憶が戻ったせいか、少し懐かしかった。
私たちは、とりあえずブランコに座った。
潤「悩み、告白のことだろ？」
「やっぱり…聞いてますよね(苦笑)」
そこから私は、これまでの事を大雑把に話した。
大体の内容は把握してるみたいで
松本さんは黙って聞いてくれていた。
「どうしたら、いいんでしょうね…」
潤「待つっつーんなら、しっかり考えればいいんじゃねぇの？」
「でも、断った人を傷つけるかもしれないんですよ？そんなの、私にはできません。」
コツンッ
潤「ばぁーか。そんな事考えんじゃねぇよ。あいつらはわかって言ったんだよ。ふられる覚悟ぐらいできてるっつーの。」
俯いた私のおでこを軽く小突いて言った。
ぶっきら棒だけど、優しい言葉だった。
潤「ところでさ、何で俺に相談したの？」
「え？松本さんなら…」
潤「俺は、恋愛対象じゃないの？」
少し、寂しそうに顔を上げた。
どうして、そんな顔をするの？
突然、松本さんがブランコを降りどこかへ消えた。
「え？松本さn」
ぎゅ
潤「好きだ。」
後ろから、抱きしめられた。
たった三文字、そのインパクトは大きい。
耳にかかる息がくすぐったい。
潤「俺と、付き合ってくれ。」
少し寂しそうな声が、耳元をかすめる。
その声に、こっちが泣きたくなってしまう。
「考えても、いいですか？」
本当は、すぐ答えないといけないのかもしれない。
でも、そんな軽率なことできない。
判断を間違えれば、誰かを傷つけることになる。
5人の、気持ちを踏みにじることになる。
潤「待ってっから。」
家まで送ってくれた後に、そっと呟いた。
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ARS CONAN 050420(プロフ) - 夢嵐。さん» 驚かせてしまい、すみません。新しい話もよろしくお願いします！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: a604750d82 (このIDを非表示/違反報告)
夢嵐。 - …そうだったんですか！急に無くなったのでビビりました！他の話も頑張ってください！ (2020年11月28日 23時) (レス) id: 3a05cdac75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ARS CONAN 050420 | 作成日時：2020年8月6日 14時
