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夜も深まり、最後の相手。
和「さっさと行きますよ。」
二宮さん。
来る前から、不機嫌だった。
相葉さん曰く嫉妬、らしいけど、そうは思えない。
でも、怒ってるとしたら、理由は？
私、なんかしちゃったかな…
謝らないと、ダメだよね。
せっかく距離が縮まったと思ったのに…
和「…何泣きそうになってんですか？」
「え？あれ？なんで？」
和「こっちが聞きたいですよ。ほら、その垂れてるもん、ふきなさい。メイク、落ちるでしょ。」
「あ、ありがとうございます…グスッ。」
なんで、泣いてるんだろう。
情緒不安定なの？
和「んで？また、なんかあったんですか？」
「二宮さんが、不機嫌だから、怒ってるのかなって。」
和「はぁ？なんで、そうなるんですか？怒ってませんよ。ま、取り敢えず行きますよ。」
私の中では、疑問が残ったままだったけど
そんなの構わず二宮さんはグイグイ引っ張っていく。
和「はい、着きましたよ。」
「ここ…観覧車？」
�爛�ップルですか？では、カップル割しておきますね！��
「私達カップルじゃ、んぐっ！」
和「使う金減るんだから、黙ってろ。」
金持ちなのに、ケチくさ！
これは詐欺じゃないのか？捕まらない？
まぁ、そんなこと言えるはずもなく、
あっという間に観覧車に乗せられた。
「あんな事言って、よかったんですか？」
和「普通、男女が2人でいたら、カップルだと思うでしょ。いいんですよ、別に。」
「でも…」
和「じゃあ、付き合いますか？」
「え？」
和「ここで付き合えば、嘘じゃないでしょ？ん？」
「そう言う事じゃ…んっ！」
私は口を塞がれた。
大野さんや松本さんの時とは違う、深いキス。
腰が抜けそうなほどの、甘いキス。
「ん、んふっ、にな、みや、さぁん。」
和「んっ。いい声出すじゃん。ふふ。たまんねぇ。」
舌が入ってきた。
口の中で、ぐちゃぐちゃになる。
段々、気分が高揚していくのがわかる。
「んんっ、くる、しい…」
和「ぷはっ。あら？そろそろ着いちゃうみたいね。」
「…。」
和「何、もの欲しそうな顔してんの？(笑)」
反論しようとしたけど、声が出なかった。
さっきの余韻があったのもあるけど、
目の前で笑う二宮さんが、
夕陽に当たる姿が、
全てが艶やかで、妖美で、何も言えなくなってしまった。
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ARS CONAN 050420(プロフ) - 夢嵐。さん» 驚かせてしまい、すみません。新しい話もよろしくお願いします！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: a604750d82 (このIDを非表示/違反報告)
夢嵐。 - …そうだったんですか！急に無くなったのでビビりました！他の話も頑張ってください！ (2020年11月28日 23時) (レス) id: 3a05cdac75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ARS CONAN 050420 | 作成日時：2020年8月6日 14時
