検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:78,364 hit

ページ22

工藤邸に驚愕していたが、そういえばこんなのもあったなぁと頭の片隅にあった記憶をひっぱりだす。
いや、こんなのは失礼か。

表札には阿笠と書いてある。博士って言ってたから発明家の人なんだろうなぁ。
家がいかにもラボって感じだし。

「僕達で最後みたいですね。早く入りましょう。」

確かに、さっきから子供達のワイワイとした賑やかな声が聞こえてくる。
良かった、嘘じゃなかったみたい。久しぶりに楽しみになってきた。
沖矢さんがインターホンを押すと、お爺さんのような声をした人が出た。
楽しみだけど、初対面の人と会うのはずっと慣れなくて無意識に沖矢さんの後ろへと隠れてしまった。

「沖矢です。」
「おお!鍵は空いとるから入ってきて良いぞ〜」

沖矢さんは後ろに私がいることに気がつくと、実は僕もほぼ初対面なんです。と一言
知り合ってまもないのに打ち解けてるなら沖矢さんって陽キャなんだな…
玄関について行き、沖矢さんによってドアが開かれる。
別に気を許した訳では無いが、服を掴んで後ろからついて行くと、子供が5人と大人1人で夜ご飯の準備をしていた。

まだご飯を作っている最中なのだろう。全員エプロンをつけていてぱたぱたと張り切っている姿が見えて和んだ。

「こんばんは。」

沖矢さんの挨拶で全員こちらを向く。
やがて3人の子供達が私達の方へ走ってきた。

「兄ちゃん達誰だ?」
「沖矢昴です。博士とコナン君とは知り合いで、今日の食事会もコナン君に誘われてきたんだよ。」
「そういえばさっきコナン君から聞きました!僕は円谷光彦です!」
「吉田歩美だよ!」
「小嶋元太!」
「星野Aです…」

光属性な小学生達が凄く眩しい…こんな根暗な私が一緒にいていいのかな。

「兄ちゃん達も早く来いよ!俺腹が減っちまって死にそうだぜ〜」
「まだご飯できてないですよ元太君。大人が2人も来てくれたんですから早く作り終わりますよから頑張りましょう!」

手を引かれて沖矢さんもキッチンへ連行される時、突如少女の声が鳴り響いた。

「貴方達!その人から離れて!!」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れりー - ガニモスさん» はじめまして。応援ありがとうございます。続編もよろしくお願いします。 (2022年5月15日 18時) (レス) id: 81bbceea4f (このIDを非表示/違反報告)
ガニモス(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく閲覧させていただいております。今後も更新頑張ってください。 (2022年5月11日 23時) (レス) @page39 id: 641fd1fa7b (このIDを非表示/違反報告)
月雨(プロフ) - れりーさん» ベルベットというお酒があるのですね!勘違いをしてしまい申し訳ございません!これからも更新頑張ってください!応援しています! (2022年5月11日 15時) (レス) id: cfd9189861 (このIDを非表示/違反報告)
れりー - 月雨さん» 即座に直しました。教えてくださりありがとうございます!ベルモットではなくベルベットというお酒を見つけて名付けていました。紛らわしくて申し訳ございません。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年5月11日 1時) (レス) id: 81bbceea4f (このIDを非表示/違反報告)
れりー - 花音さん» はじめまして。ありがとうございます。応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 (2022年5月11日 1時) (レス) id: 81bbceea4f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れりー | 作成日時:2022年5月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。