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『 悟、 』





悟がいるという地下室へ向かう.
電気はついておらず、テレビの明かりだけが灯っている.





「 あ、戻ったんだね. 」

『 うん. 』





テレビに映し出されているのは洋画だ.
映画鑑賞しているようだ.



特級呪術師、ましてや教員が呑気に映画鑑賞しててもいいのだろうか…





「 A 」





自分の隣をポンポンと叩き、おいでと微笑む悟.
彼の隣に座り、テレビに目を向ける.










『 なんで映画なんか見てるの? 』



「 悠仁の呪力制限の教材にしようと思って.
どれがいいか選んでるわけ.

Aにもちょっと協力してもらいたくて. 」





『 へぇ、ちゃんと教師やってるんだね 』

「 僕はれっきとした教師だよ? 」





いや、どの口が言ってるんだ…
教師としてはあまり参考にならない人だからな.











『 まぁ…、私にできることなら協力するよ. 』


「 ん、ありがとう 」





くしゃりと髪を撫でる手がくすぐったい__.
2回、手を滑らすと頭上に手を乗せたまま、手が止まる.










「 ……A、なんかいつもより遠くない? 」

『 えっ…? 』





悟の隣に座ったはいいが、無意識のうちに少しばかり距離を開けていたようで、それをやんわりと指摘される.









「 …何かあった? 」

『 いや、……特に、なにも… 』





首を左右に振るうが、
すぐ様脳裏を過ぎるのは先程のパンダの発言.





無意識にも距離をあけてしまっていたのだろうか.










ふと視界に入る形の良い彼の唇.
たったそれだけなのに、先程よりも熱を帯びる.





『 ……っ悟、ごめん. 一旦戻っていいかな.
ちょっとやり残した仕事思い出して… 』















この場から逃げたくて、悟の手からすり抜けようとしたが、私の肩に彼の手が回り阻止される.










「 ダメ 」







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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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- さくらんぼの意味初めて知ったょー!ありがとうございます (11月15日 20時) (レス) @page41 id: 053afa639a (このIDを非表示/違反報告)
眠民。_ねむみん。 - ついに呪術廻戦がクライマックスに突入してきているので見に着ました!最高でした‥ごじょ先すぎる!神作品をありがとうございました(;o;)初コメ失礼しました~ (10月18日 23時) (レス) @page41 id: 03ba19f866 (このIDを非表示/違反報告)
ウェイ - 時差逆っすね! (2022年7月8日 21時) (レス) @page31 id: 8d2462e088 (このIDを非表示/違反報告)
- 31頁、時差が9時間で日本時間が13時なら、ロンドンは朝4時では? (2022年4月14日 12時) (レス) id: 187eeca209 (このIDを非表示/違反報告)
酩酊午前零時(プロフ) - 尊すぎて死んだ(萌死)した人はこちらです (2021年1月17日 14時) (レス) id: 7b67aadb95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まっちゃろん | 作成日時:2020年11月20日 14時

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