特別潜入捜査部隊ーJUMPー3rd

せんせーションズ編02 ページ3

有岡視点

昨夜眠る前に猛烈に頭が痛くて、体調が悪いのかと思ってたけど…どうやら違うようだ

……俺は思い出した

ナル先生のこと、俺らJUMPの初任務のことも、総て


どうして…先生が…っ それに、どうやら覚えてるのは俺以外にもいるかもしれない

薮ちゃんあたりは知ってそうだよな、早く彼に聞いてみたい

知ってたならどうして早く俺らに話してくれなかったのか、今はどうなっているのか

あぁイライラする…薮ちゃんに会ったら問い詰めて殴っちゃいそうなくらい怒ってる


山「ちゃん、大ちゃんっ」

やま…じゃなくてコマンダーが俺を呼んでいるのに気づかなかった


有「…なに。」

山「もう行くよ?…俺もあるから、聞きたいこと」

山田も何か勘付いているのか…?






現場につくと、そこは演習場でなんだか殺伐としていた

スパイの容疑がかかっている男のグループに合流する

「…お前らか、新入りは。」

少しぶっきらぼうに話しているこの男こそがそうだ


「お前ら初めて来たんだろ?…ごしゅーしょーさま」

いきなり駆け出した彼を俺らはポカンと見つめていた


高「あいつだよ!俺らのことばれてる、早く追わなきゃ!」

高木の声で我に帰る そうだ、この広い演習場じゃ見つけることは困難だ

ましてや演習場から出られるともっとまずい

伊「待って、いまGPSで検索してる」

岡「え、いつの間にGPS…」

知「僕が貼っといた〜」

さすが知念…


八「おい、行くぞ!コマンダー!!!」

山「うん。ドクターとギークはこのままGPS分析して、残りは2手に分かれて捜索!急いで!門周り固めるよ!」

「「了解!」」



こうして広大な敷地での鬼ごっこが始まった

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