夢と現実とその間と。【オリジナル短編小説】 (ページ5)

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【瑠璃/朝陽/+α】実録!ロシアンルーレットin池袋ページ5

それは、いつものメンバーで池袋に行った時のことだった……(友情出演、右城ツル)

「...ツルくん遅いね。」

「ア〇メイトですからね。混んでいるのでしょう……あ、戻ってきた。」

「ちょっとア〇メイト寄らせて！」と言ってツルくんが店に吸い込まれて早15分。彼は嬉しそうな顔をして戻ってきた。それじゃあマ〇クに移動しよう、と俺達はマ〇クへ。

「「ロシアンルーレット?」」

「うん、みんなでやろうと思ってさっき買った！」

明らかに嫌そうな顔をしてシェイクを飲んでいる瑠璃を他所に、ツルくんは袋から箱を取り出す。中身は何の変哲もない12枚分のクッキーだ。しかし、どうやらこの中に2枚、激辛が混じっているよう。

「それじゃあみんなで一斉に食べよう！まずは一枚目……」

食べ方はみんなそれぞれだった。瑠璃は煎餅みたいにパキッと割って、ツルくんはビビりなのかチビチビと。

「ん、普通の美味しいクッキーだ。瑠璃は？」

「ええ、私のもです。ということは……」

二人で一斉にツルくんを見る。食べた形跡など見えないくらいの量しか食べていないのに、方が小刻みに震えている。

「……こ、これ……粉だけでもクッソ辛いよ……！！水！ヤバいこれ！！」

第1ラウンドは見事に提案者のツルくんが負け。しかしこれを見たあとに自分に当たるかもしれないと思うと……

暫くツルくんの舌の痛みが治まるまでロシアンルーレットは中止。結局第二ラウンドは帰りの電車街の時間になった。

ｰｰｰｰｰﾅｿﾞﾉｷﾘﾄﾘｰｰｰｰｰ

えぇー、第2ラウンドが入り切らなかったので+αのツルくん紹介

【右城ツル】
SNSにて活動中の創作家。瑠璃とは飲み仲間の関係であって、週一くらいで一緒に飲みに行っているらしい。リア充である。面白いことが大好きでネタになることがあるとメモする癖が。
尚、この話では月裏の代役となっている。瑠璃と朝陽は友人代理。(最初は真繰を借りようとしたけど可哀想だからやめた)

それじゃあ第二ラウンドいきましょー(白目)