BCside ページ31
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スンミナからの電話があり、すぐに駆けつけると
ソファで目を閉じている彼女の姿があった
抱き抱えて廊下を渡り地下へ向かう
LK'「ヒョンジナが制御出来なくて、交えてしまったんだ。離れたところからみてたフィリックスがヒョンジナを突き飛ばして、途中で切れてしまったから呪いが…」
この際、なぜ家に居たのか
ヒョンジナの匂いがするのか
は聞かないことにして、
寝台の上に彼女を下ろす
BC'「交わしてからどのくらいだ」
LK'「18分」
HN'「切ってからは」
LK'「… 13〜10分」
ヤバいな。
既に呼吸は浅く、心臓が脈打つ音も弱々しい
BC'「ハニ、赤2段目の右から5段目」
何色かに分けられた引き出しの、その段を指示する
手渡された包みの中から、透明の中に薄らとブルーの光が泳いでいる小さな石を取り出し彼女の唇の上に乗せる
2人に視線を合わせると
ハニは彼女の心臓に手を添え
俺は額に手を添える
唇の上で光を増していく青
BC'「リノ」
合図をすれば
リノは彼女の上に跨り、唇に乗せたその石を歯で砕いて
その青い光を溢れさせない様に余さない様に、唇を塞ぎ注ぎ込んでいく
冷たくなっていた彼女の額から温もりを感じ始め視線を向けると同時に、リノが上から降りた
HN'「打ち始めたよ」
心臓から手を離し、薄ら青を帯びた目で笑みを浮かべるハン
BC'「ひとまず、安心だな… リノ」
拳を強く握ったままじっと彼女をみるリノの目は気づけば赤くなっていて、戻らない
HN'「… ヒョ〜ン、俺がポッポしようか？」
ハニが冗談混じりにそういえば、やっと元に戻り始め
LK'「…。おう、やってみろ」
と近づき、逃げるハン
BC'「はは、とりあえず。ここは冷たいから、Aちゃんを上に連れて行ってあげよう」
そういえばハニを睨みながらAちゃんを抱き上げ
部屋を出たリノ
HN'「… ヒョン珍しい〜」
小さくそう漏らしてついて行った
ああ、
珍しい。
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りぃ(プロフ) - こんにちは〜！またまたコメント失礼します！次が楽しみすぎて、、😭ラテさんの書くピリくんめっちゃ好きです、、💞 (2023年3月9日 16時) (
レス) @page29 id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
ラテ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます✨ ゆっくりお待ちください😊 (2023年2月28日 20時) (レス) id: dd3071a52d (このIDを非表示/違反報告)
ラテ(プロフ) - りぃさん» りぃさん！ピリ君男らしさ全開スイッチ入れたのでこれから楽しみにしててください✨ (2023年2月28日 20時) (レス) id: dd3071a52d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 次の更新が楽しみです💕💕 (2023年2月28日 14時) (レス) @page27 id: 697dde3f4a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！待ってました💞ピリくんカッコ良すぎです泣ありがとうございます😭😭💞 (2023年2月26日 23時) (レス) id: 632d06e6e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラテ | 作成日時：2022年6月2日 11時
