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良「危なー。」
友達が、何が?と不審な顔を見せる。
良「ある子が、誕生日やったみたい。」
「・・・どの子。」
良「年上の、」
「アレか。不倫の。」
良「そう・・・ってよお覚えてんな。」
他の人に口滑らせんといてな、と言うと
分かってるって、と
友達は少し、眉を下げる。
本当は誰にも言うつもりはなかったけれど
こいつには、LINEの画面を見られてしまってバレた。
複数の女の子と、そういう関係なことを。
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「どうやってやり過ごしたん?」
良「いつでもネックレスは鞄に入れてる。」
「はあ?」
良「ってのは流石に嘘。LINEのID見て分かった。」
そう言うと、また友達は眉を下げる。
呆れるでも蔑むのでもない。
はたまた聞くのも
そういう普通じゃない男女関係の話を聞いて、楽しんでるのでもない。
そういう道徳に反したことはするな、ていう、顔。
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「もいっこ、聞いていい?」
良「何?」
「全員、身体だけなんやろ?」
「なんで、そんなプレゼントあげたり、優しくするん?」
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きっかけは
今目の前にいるこの友達に、
ふられた女の子を、慰めたことだった。
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良「女の子には、優しくしてあげたいやん。」
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「カメリア・コンプレックス」
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お久しぶりです。
受験生になりました。
これから本当に全然更新しなくなると思います。
まだやめるつもりはありませんので
よろしくお願いします。
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作者名:桜翔 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2017年9月23日 22時