9.お買い物 ページ9
.
重「はーあ?花冠なんて何に使うん。」
貴「衣装ですって。」
重「あと布多すぎひん?結構高いのに。」
貴「ほら、現代とは違う服じゃないですか。何より小瀧という巨人用に大きめにしないと。」
重「せや大根おったわ。これ荷物重いやつやん・・・」
そう言いながら
ぽいぽいと適当にかごに入れてく。
たまにじーっと見比べてる時は
どっちがお得かを見てるらしいい。
さすが関西人(自分もやけど)。
結局、3袋にまでなった荷物。
当然のように先生は2袋持ってくれて
しかも私に渡したのは軽いのばっか入ってるやつ。
ああもう先生!
かっこいい!好き!
そう言おうとすると先生は察したらしく
はいはいありがとー、と遮られた。
.
さあ早く帰りましょって
学校の方へ歩くと
重「早川。」
貴「え?」
重「ちょっと寄り道したろ。俺ら2人にこんだけ重い荷物持たせてんねや。罰当たらんやろ。」
くい、と
学校の逆の方を顎で指す。
その方向には、有名なカフェとコンビニ。
貴「先生!私季節限定のやつ!」
重「はあ!?お前高いやつ奢らせようとしてんなや!コンビニのコーヒーや!」
貴「えー。ケチー。」
生意気やねん、と
でこピンしようとしたらしいけど
両手が塞がってるから
腕で適当にぺし、と叩く。
本当は
先生と一緒なら何でもいいけど。
貴「じゃあ、私カフェモカー。」
重「甘ったるいの選ぶなお前。」
513人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こまち*°(プロフ) - 桜翔さんの重岡先生、最高です!だいすきです、またあの重岡先生を見れるのも楽しみにしてます! (2016年11月21日 17時) (レス) id: 4a1c8564fe (このIDを非表示/違反報告)
のんのん★ - おもしろいです。頑張って下さい! (2016年10月8日 13時) (レス) id: 14370819a9 (このIDを非表示/違反報告)
流れな星 - 重岡くんメイン嬉しいです!最後まで楽しませていただきます!頑張って下さい☆ (2016年9月24日 16時) (レス) id: 6ec4e38795 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜翔 | 作成日時:2016年9月23日 21時