30.嫉妬 ページ30
.
それから、広井さんはちゃんと流星さんに会えたらしい。
先生は、どうなったか知らない。
私は小瀧に連れられて
ほら、行きたいって言ってたやろ、なんて
クレープ屋やお化け屋敷とかに行ってた。
.
望「早川。ほら、チョコバニラクレープ。」
貴「あ・・・ありがと。・・・・・・・・ラッキー!小瀧の奢り!」
望「はあ!?まとめて会計してやっただけやし!返せ400円!」
望「ほら、順番来たで。」
貴「えっ?・・・・ああ。」
望「・・・怖いんやろ!ええねんで俺の腕掴んでくれても。」
貴「結構ですー!小瀧こそ私に抱き着いたりせんといてや。」
望「誰がするか!」
ものすごく楽しかった。
小瀧とは気の知れた仲だし、いつも通りで
クレープもおいしくて、結局小瀧が奢ってくれたし
お化け屋敷もクオリティ高くて、結局2人して叫んだ。
それなのに
ふとした時に先生と広井さんを思い出しては
どろどろと濃度の高いそれが
胸につっかえて
身体の信号をせき止めて、それしか考えさせなくする。
.
切ないのと悲しいのには慣れてる。
でも
この感情からは、目を背けたい。
513人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こまち*°(プロフ) - 桜翔さんの重岡先生、最高です!だいすきです、またあの重岡先生を見れるのも楽しみにしてます! (2016年11月21日 17時) (レス) id: 4a1c8564fe (このIDを非表示/違反報告)
のんのん★ - おもしろいです。頑張って下さい! (2016年10月8日 13時) (レス) id: 14370819a9 (このIDを非表示/違反報告)
流れな星 - 重岡くんメイン嬉しいです!最後まで楽しませていただきます!頑張って下さい☆ (2016年9月24日 16時) (レス) id: 6ec4e38795 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜翔 | 作成日時:2016年9月23日 21時