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18.言い間違い ページ19

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外に出ると、もうすでに暗くて


二人とも電車通学やから


駅までの道でご飯食べよってなった。







重「どこ行こっか。」

舞「えーっとねー・・・ちょっと考えさせて。」

重「えー!初めっから決めてると思ってた!」

舞「いやこの辺でご飯食べようとは決めてたけどぶらぶらしながら考えようと思ってたの!」

重「えーじゃあブラブラするー?」






人通りの多い道やから


はぐれたりしたら嫌やし、と思って


舞の手を取って、引っ張るような感じで歩いていく。




そこで、あ、と気付く。





いきなりしてしまったし戸惑わせたやろか。






そう思って振り返ると


予想以上に、初々しい反応をしていた。









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重「・・・舞って、可愛いとこあるよな。」

舞「どういう意味!」

重「告白してくれた時から思ってた。何か、慣れてないって感じ。」

舞「・・・だって、初めてだもん。感じじゃなくて、慣れてないの。」





照れてんのか


髪を耳にかける仕草を、何度も続ける。






ああ可愛いな。やっぱ。









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手を引っ張って歩いてると


歩幅が合ってないのか


段差があったのか




少し躓いて







とっさに抱きしめるようにして助ける。









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重「焦った・・・」

舞「ごめん・・・」

重「大丈夫?A。」

19.間違いが引き起こす→←17.彼女の存在



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ゆりあ(プロフ) - 流れな星さんのコメントを読んで、もう一度読み直して気づいた、4人の嘘。初めから仄めかされていたのですね...個人的には、あの「嘘」について書かれた、オープニングとも、エンディングともなっている部分が一番好きです。 (2018年4月17日 7時) (レス) id: 45a22d77c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 構成もしっかりしていて、この番外編で紐解かれていく事実に、切なくも暖かくなりました。読んでいて全く飽きなくて、楽しくて、愛しくて、凄くいい時間を過ごせました。素敵な作品、ありがとうございます。これからも、ご活躍を期待しています。頑張ってください! (2018年4月17日 7時) (レス) id: 45a22d77c5 (このIDを非表示/違反報告)
うどん♪ - 面白かったです。小説の才能?みたいなのあると思います。終始すごいなあ面白いという言葉しか出てきませんでした。また、西畑君の良かったら書いてください。待ってます。(`・ω・´) (2016年12月26日 15時) (レス) id: 3749327067 (このIDを非表示/違反報告)
流れな星 - よかった当たってた!桜翔さんの作品、大好きなんです。またいつか、西畑くんのお話書いてください!(#^^#) (2016年9月3日 16時) (レス) id: 6ec4e38795 (このIDを非表示/違反報告)
桜翔(プロフ) - 流れな星さん» 大正解です。笑 ありがとうございます。これからも頑張ります! (2016年8月31日 12時) (レス) id: ea31aed9ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜翔 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2016年7月16日 22時

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