Another_3 ページ35
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ごめん、お手洗い行くから、と
先に出てて、言ってたら
紫耀は近くのコンビニの外にいた。
そのコンビニの横は
住宅になるらしく
けたたましい音をたてて工事している。
何だかものすごく嫌な予感がした。
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上を見上げると
ちょうどそのタイミングで
ガラガラと音が鳴る。
徐々に大きく見えてくる
細長くて
太陽の光を反射するそれは
明らかに紫耀をめがけていた。
ああ今か。
神様が私たちを
失楽園に突き落そうと思ったのは。
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スローモーションの世界で
何の考えもなく
私は走り出した。
鞄は途中で投げ捨てた。
ヒールなんて穿いてきたから
走り方が変だろうけど
それも途中で脱ぎ捨てた。
その場から動けず
私を見た紫耀は、
ふっとまた笑った。
それは
.
初めて結ばれた日
紫耀にころされたいと願った日のものに似てた。
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梨々子(プロフ) - お疲れ様でした！桜翔さんの作品大好きです！これからも頑張ってください。応援してます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年7月16日 22時) (
レス) id: 8b6a1253db (このIDを非表示/違反報告)
ぴ ら の み な み ◎(プロフ) - 移行おめでとうございますｯ◎° 先生から何言われるのか凄い凄い気になります、笑 このお話、今一番はまってます ! 更新頑張ってください!! 楽しみに待ってます#” (2016年6月5日 21時) (レス) id: b1e61f5c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜翔
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2016年6月3日 23時
