Another_1 ページ33
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咲「あーほんと。付き合いたい。カラダだけでもいいのにな。」
そう言って、私の目の前に座る咲良ちゃんは
グラスに入ったストローを、永遠とかき混ぜ続ける。
カラカラを氷がぶつかる音がするそれの中身は
完全に白濁していて
もう解けるものはない。
貴「・・・私が言うなって話かもしれないけど、咲良ちゃん、すごいことサラッと言うよね。」
咲「紫耀が私と別れてAさんとくっついたから、少しは変わると思ったのに。」
咲良ちゃんと、こういう話をする仲になるなんて、思わなかった。
本人が言うには
向井先生が自分に振り向いてくれないのは
私の事を気に入ってるどうこうよりも
自分に興味を持ってくれてないことが問題だと思ってるらしく。
紫耀が私と付き合ったから
こういう話をする相手がいなくなったので
その代わりに、私がピッタリだったらしい。
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咲「何でこんなに好きなんだろ。困難が多い方が燃えるってか？」
貴「口悪い。」
咲「Aさんもよくあの紫耀のことずっと好きだったよね。」
貴「・・・・・・だって、好きだもん。」
そう俯いて言うと
咲良ちゃんは、ふふっと笑う。
目線だけあげると
面白そうに口角を上げて
頬杖をしながら、私を見下ろすように見てた。
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咲「私よりAさんの方が、やっぱり紫耀に似てるわ。」
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梨々子(プロフ) - お疲れ様でした！桜翔さんの作品大好きです！これからも頑張ってください。応援してます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年7月16日 22時) (
レス) id: 8b6a1253db (このIDを非表示/違反報告)
ぴ ら の み な み ◎(プロフ) - 移行おめでとうございますｯ◎° 先生から何言われるのか凄い凄い気になります、笑 このお話、今一番はまってます ! 更新頑張ってください!! 楽しみに待ってます#” (2016年6月5日 21時) (レス) id: b1e61f5c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜翔
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2016年6月3日 23時
