Melt_69 ページ20
Side of SHO
ピタリ、と
少しのずれもなく、嵌る感覚。
Aはどうして
自分で分からなかった俺の感情を知ってるんやろう。
.
思い出なんてなかったら楽やのに、とか
もういっそもっと早くふってほしかった、でもなくて
本当は、もっと一緒にいたかった。
だって幸せやったから。好きやったから。
目に涙がたまる感覚。
でもそれを堪えて
表面に残った水だけ拭って
顔を上げてAを見て、笑う。
.
紫『そっか。Aはやっぱ、すごいねんな。』
貴『ん・・・・怪我、手当してもいい？』
紫『・・・・もちろん。ありがとう。』
おそらく
もうすでに、この時には。
.
彼女に振られた悲しみが消えて
Aへの想いに違和感が感じられなくなったころには
もうかなり、Aのことが好きになっていた。
きっと客観的に見ると
悪いところもたくさん見てきて
それでもAの事が好きなままだから
俺はこれを、運命と呼んでいる。
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梨々子(プロフ) - お疲れ様でした！桜翔さんの作品大好きです！これからも頑張ってください。応援してます( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年7月16日 22時) (
レス) id: 8b6a1253db (このIDを非表示/違反報告)
ぴ ら の み な み ◎(プロフ) - 移行おめでとうございますｯ◎° 先生から何言われるのか凄い凄い気になります、笑 このお話、今一番はまってます ! 更新頑張ってください!! 楽しみに待ってます#” (2016年6月5日 21時) (レス) id: b1e61f5c03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜翔
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2016年6月3日 23時
