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神様は、いじわるだ。
そんな、小説の主人公みたいなことを思った。
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「・・・本屋の子だよね？」
貴「いや、違・・・」
「あの本、めちゃくちゃ面白かった。ラストにあんなどんでん返しがあるなんて・・・」
貴「ですよね！あのラスト私もすっごい好きで・・・」
「やっぱそうなんじゃん。」
貴「あっ・・・」
自分の間違いに気づいて
もうどうしようもなくて
サーっと背筋が凍る。
「とりあえず、降りよっか。」
ちょうど降りるバス停について
彼は、私の腕をつかんで
結構強引に、ぐいぐい前に進んでく。
ちょ、強い！早い！
鞄もってかれる！ぎゃあ痛い！
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そうやってるうちに
ようやくバスから降りれて
どっと疲れが出て、深呼吸すると
上から影がかかる。
見上げると
彼が私を見下ろしてる。
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「制服、同じだね。」
貴「あはは。何で気付かなかったんでしょうね・・・」
「転校して、最近入ったばっかなの。僕３年だけど君は？」
貴「２年です・・・校舎違いますし、だからでしょうね！」
「でさ・・・」
貴「あ、あの本どうでした！？」
頑張って気を逸らそうとするけど
私がそう頑張ってるのに気づいて
ふって笑う。
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「ウチの学校、バイト禁止だよね？」
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こまち*°(プロフ) - 重岡先生最高です！！10点満点の星1000000回くらい押したいくらいです！！これからも頑張ってください！！ (2016年6月26日 8時) (
レス) id: d2252d4e83 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - お疲れ様でした！重岡先生大好きでした！楽しかったです！！ (2016年6月26日 6時) (レス) id: 96a4d3dc4b (このIDを非表示/違反報告)
梨々子(プロフ) - お疲れ様でした！重岡先生大好きだったので、最後まで楽しく読めました！ (2016年6月26日 0時) (レス) id: 8b6a1253db (このIDを非表示/違反報告)
べる(プロフ) - え、しげのって短編集のやつ… (2016年6月8日 23時) (レス) id: ed26bf2fee (このIDを非表示/違反報告)
S。(プロフ) - しげとしょりぽん！！！！うちの好きな２人や！！！めっちゃうれしい！！！！！！！ (2016年5月4日 14時) (レス) id: 6ad304c781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜翔
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2016年5月3日 21時
