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廉「しつれーしまーす・・・」
そう何故か小さい声で言いながら静かに扉を開けると
・・・・・
廉「誰もいーひん・・・？」
誰もいなくて
何や、帰ったんか、と思いながら
美術室での俺の席に向かう。
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廉「あれ、そういえばこの席って・・・」
「永瀬君？」
・・・・・
廉「うわあああああああ！？！？！？」
「え、何で？」
気付いたら、画用紙やらスクバやら沢山持って立ってるAちゃんが立ってて
驚いてデカイ声を出してしまった。
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「何でそんな驚くの？人を幽霊みたいに・・・」
廉「あ、ゴメン・・・」
そう言ってからAちゃんが「あ。」と声を出した。
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「これってもしかして永瀬君の？」
そう出してきたのは、紛れもなく俺の筆箱で
「うわ、ありがとう！」と言いながら受け取ると
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バサバサバサバサッ！
・・・・・
まあ、そうなるわな。
Aちゃんが持っていた画用紙が全部落ちた。
Aちゃんは、「うわ、最悪。」と言いながら拾うので
俺もそれを手伝おうとして
画用紙を拾い上げると
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「あ、見ちゃ駄目！」
と言われたので
反射的に見ると
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廉「・・・え？」
色黒で、細くて、サッカーのユニフォームを着た少年が
サッカーボールを蹴ってる、躍動感のある絵。
その少年は
．
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廉「・・・俺？」
そう聞くと、顔を赤らめて頷いた。
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いつもAちゃんが座ってる席は、俺の美術の席。
そして、Aちゃんが描いてるのは、俺の絵。
・・・これは
自惚れろ、って事でええんかな？
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「ご。ごめんなさ「描いてよ。」
「え？」
廉「もっと描いてよ、俺の絵。」
「俺、ここにも来るから。」
そう言うと「いいの？」と言われたので頷くと
Aちゃんは「ありがとう。」と言って笑った。
．
はい、ぐだったー。
Oh My God！ 笑
あーてゆうか、もうすぐ移行じゃね？
それまでに、傑作を作りたい！
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アンズ(プロフ) - わかりました〜！！ありがとうございます！！！ (2016年7月2日 0時) (
レス) id: 3fb2b3d665 (このIDを非表示/違反報告)
桜翔(プロフ) - アンズさん» ボードに書いてあると思うんで、それでお願いします！まだ分からなかったらまたコメ下さい！ (2016年7月1日 13時) (レス) id: ea31aed9ee (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - 突然すみません！とても面白かったです！！短編集2を見たいのですが、パスワードがかかってて見れないのでパスワード教えてください！！お願いします！ (2016年7月1日 2時) (レス) id: 3fb2b3d665 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！流星の「予行練習」って告白予行練習って歌がモデルですか？ (2015年5月13日 17時) (レス) id: b0f6eaa68c (このIDを非表示/違反報告)
桜翔(プロフ) - うぇすとさん» ありがとうございます！新しい短編集も作ったので見て下さい！← (2014年12月31日 9時) (レス) id: 714912b757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜翔
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2014年7月16日 22時
