Full of love 【短編集】 ＪＷ＆ＫＪ

プレゼント　　　Ｒｙｕｓｅｉ．Ｏ ページ23

流「おはよ、A。」


貴「おはよ、流星。」






今日は８月７日。






僕の誕生日。






だから、この隣にいるクラスメート兼、幼馴染兼、






・・・彼女、な筈のAから何かないか、と期待している。






だってわざわざ呼ばれたんやから！






けど・・・






.






.






貴「あっ！真莉子〜！！！！！！」


真「暑い！夏はやめて！ガチで。」






このAが抱きついてる人は同じくクラスメートでAの友達の小村真莉子。






・・・Aが溺愛してる相手。






抱きつくしくっつくし・・・






やから彼女の「筈」って言っちゃう。






オマケに僕と誕生日同じっていう・・・






僕、忘れられてへんよな？






・・・てゆうか現在の僕の必要性。






でも！さっきチラッとAの鞄の中に何か入ってんの見えてん！






何かメッチャでかいのと普通サイズのやつと！






やから、何かある、ってのは、期待してええんよな？






.






.






.






貴「真莉子、ハイ、プレゼント！誕生日おめでとう！」


真「・・・まあ、ありがとう。」





何か色々遊んで






小村の家まで２人で送って






みんなで「じゃあ。」って言った所でようやくプレゼントみたいなのを渡した。






・・・でかい方。






って言ってもまあ雑誌サイズやけど。






・・・てゆうか今日全然話せてないんやけど。






本当は何もないんじゃないかって






段々心配になってきた。

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