Love with you 【短編集】 JW&KJ

お風呂　　　Ｄａｉｋｉ．Ｓ ページ11

.(季節外れの金木犀様、リク)








大「Aー、何を間違ったかお湯の量がバカみたいに少ない。」







同居中の彼氏から言われた言葉に







「はあ！？」とツッコミながらお風呂場に行くと






湯船の中のお湯の量は







確かに半身浴するよりも少なく、バカみたいに少ない。







.







貴「な、何をどう間違って・・・？スイッチ入れるだけやのに・・・」


大「んー分からん。でもな、ここで提案。」








大「一緒に入ると考えればちょうどや。」


貴「それが目的かセクハラ。」








そんな風に罵っても







「まあ、ええやん。」と言って







何故か順調に私の身につけてる服がとられていく。








こ、コイツ、常習犯や！！








.








.









大「・・・なあ、Aー。」


貴「・・・」


大「怒らんといてーな。」








何となく腹が立ったから








狭い湯船の中無意味と分かっていても








できるだけ離れて、背中を向ける。








それでも、足が触れ合う程近い。







.







大「もーこれやったら一緒に入ってる意味あらへんやん。」







そう言うと、肩をグイッと引っ張り







後ろから抱きしめて、肩に顔をうずめる。








・・・ああ、もうやだ。








この体勢嫌いじゃないとか、ずっとこのままでいたいとか








それで動かない私は、コイツにベタ惚れだ。








.








大「許して？こうしてたかっただけ。」








上半身ごと振り返ると








ようやく振り返ったのが嬉しいらしく








ぱあっと笑って、額にキスする。








・・・ああもう、クッソ可愛いな。








.








ふふん、と笑うと突然胸を触り







いきなりだったから、やけに大きく反応すると







顎を乗せていた肩に、ちゅ、と吸いつく。








.








大「あー耐えれん。ここでヤッてまいたい。」


貴「オイ。」


大「でもまた不機嫌になりそうやし。」








今はやめとく、と言って








指定席になったらしい、シルシをつけた所に顎を置く。







・・・手をあえて出さないってとこ、大毅らしい。







.









じーっと顔を見ていると







「何やねん。」と言いながら







照れかくしのように唇に噛みついた。



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pinkすれすれ。笑


何故かお風呂のリクが多い。
お風呂シリーズ出来そうや。

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