Love with you 【短編集】 JW&KJ

ヘッドホン　　　Ａｋｉｔｏ．Ｋ ページ27

.(翔たん？様、リク)









私は、話す事が出来ない。







だから、授業中以外はヘッドホンをつけている。







.








たまに話しかけてくれる優しい人もいるけど







私は、答える事ができないから。







仕方なく聞こえなかったフリをして無視する。








.









照(A)







口パクで私に話しかける







たった１人の大切な人。







思わず笑うと







照史君はニコッと笑って、私の頭を撫でる。








.









照(俺がおるから。)







うん。照史君がいればいい。







貴方がいるから、私はこの閉ざされた世界で生きられる。








.








.









「あ、あのAさん！」







「俺、Aさんの事、好きです！」







・・・だから







他の人は、いらないの。








.








.








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照「今日もちゃんと、ヘッドホンつけたままでいたな。」







私のヘッドホンを外し







「偉い！」と頭を撫でる。








.








照「さっきAに告白してたヤツ、いつもしつこく話しかけてくるよな。」







そう聞かれ、頷くと







「邪魔やな。」と言われ、もう１度頷く。








.








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照「・・・アイツの事、消そっか。」








.








.








「うん。早いめに消そ。」








照史君の言葉に、私はそう答えた。






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本当は耳も聞こえるし、話す事も出来る子。


だけど、他の人と話してほしくない照史君は
女の子に、ヘッドホンを常につけるように言います。



って話。
これまたわっかりにく。


そしてこれはヤンデレじゃない。ただの狂愛や！！

痛み　　　Ｄａｉｋｉ．Ｓ→←矛盾　　　Ｔａｋａｈｉｒｏ．Ｈ

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