来良学園の転校生は狂犬でした (ページ10)

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7話　狂犬とメガネっ子ページ10

いつも通りの日常。

正臣達と絡みながらいつの間にか掃除時間

俺は廊下掃除担当なので廊下なう。

すると細い廊下に誰かの気配が…。
気になった俺は思わず走り出した。

するとそこには俺のクラスの学級委員と
生徒に手を出す事で、何かと噂の那須が居た。

俺は、助けてやろうと那須と学級委員に近づいた。

雪斗「あ、ここに居た。杏里！」

...え？という顔をした。

那須「何だ！？園原に何の用だ！？」

雪斗「いや、俺の彼女に話かけたらダメなんですか？」

杏里「え？」

雪斗「行こう！杏里！今日は俺んち泊りに来るだろ？」

杏里「うん」

雪斗「って事で...じゃあなセクハラ教師」

俺は学級委員と手を繋ぎながら

屋上に足を運ばせた。

...学級委員が

杏里「あの...ありがとうございました」とお辞儀をしてきた。

俺は
雪斗「いいよ！ああいうのガラじゃないけどｗ」

杏里「その...手を...」

若干、顔が赤い...。熱か？

雪斗「熱！？大丈夫！？」

杏里「い、そのっ！手...」あ、そういう事か！

俺は手を離した。

その後、セクハラ教師の実態を話してくれた...。

俺は泣きそうになっている学級委員を思わず抱きしめた。

雪斗「よしよし、俺はここに居るから...。」

暫く彼女は俺の腕の中で泣いていた。

俺は初めて恋をしたかも知れない。