3．健太は優しい ページ4
荘介「健太、もういいよこの辺で」
健太「よくねえ！！教会まで送るって言ったろ！！いーんだよ村の連中なんて気にしなくても！！」
荘介「俺は気にしないけど...健太が俺と一緒にいると学校でまた何か言われるだろう？」
健太「フン。大体あいつらヒビり過ぎなんだよ！荘兄がこの村に来てから5年も経つのに」
荘介「家も死体も焼かなきゃ、病気はこの村まで飛びひするって話だったらしいですからね」
健太「らしいって...」
荘介「俺にはあの時の記憶があまりないもので」
健太「そうなんだ...」
荘介「健太がそういうなら教会までお願いするとします。...でも森に入るのはどうかな？」
健太「またそれかよ！？」
荘介はキランッと光るものを見せた。
荘介「じゃあ、まあ一応コレ」
健太「ナニ？十字架？」
荘介「お守り」
健太「言っとくけど俺神サマなんて信じてねえぞ」
荘介「―――ウン。神サマは信じなくても友達の俺のことなら信じてくれるだろ？」
健太「...おう。―――ったく、村の女共がうるせぇワケだよな...」
荘介「ハ？」
荘介「ただいま戻りました」
浜路「おかえりなさい荘介」
荘介「すみません遅くなって」
荘介は荷物を抱えて教会に戻る。
浜路「凄い荷物だったわね...」
荘介「いえ。健太君がここまで荷物持ちを手伝ってくれましたので」
浜路「そうだったの。助かったわ、ありがとう健太君」
健太が荘介の後ろから出てきた。
信乃「...あっ」
弑揺「来たんだ...」
あれ？健太が首に下げてるあれ...荘介の...
健太「いやあ、俺は別に」
信乃「何照れてんだよ」
健太「んだと信乃！！」
弑揺「顔が赤いぞ〜」
健太「弑揺まで！？」
荘介「その前に信乃、弑揺。少々お話があるんですが」
そう言われ二人はギクッとなる。
健太「えっ、じゃっ、じゃあ俺〜帰ろっかな〜」
逃げる様に帰って行く。
荘介「信乃と弑揺の遊び場について、俺達は少し話し合いが必要なようです...そうですよね？」
え、笑顔が怖ぇ...
信乃と弑揺はコクコクと頷く。
あんの野郎〜
弑揺はここにいない健太を恨んだ。
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ルイナ(プロフ) - 八犬伝大好きです！続き楽しみにしてます！この作品のオリキャラももすごく好きです！続きが見れたらいいなと思います！これからも頑張って下さい！ (2018年6月23日 23時) (
レス) id: 29bcf3ece3 (このIDを非表示/違反報告)
宇津(プロフ) - Teke Raさん» ありがとうございます！頑張りますねー！ (2016年9月9日 7時) (レス) id: 5af3d71995 (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - 私は八犬伝が好きです！要や現八や毛野さんが好きで出来たら絡ませてほしいです！更新楽しみにしてますね！！！ (2016年9月9日 1時) (レス) id: 8e388015a4 (このIDを非表示/違反報告)
宇津(プロフ) - ミスウェル・ブラッティーネさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年8月7日 11時) (レス) id: 5af3d71995 (このIDを非表示/違反報告)
ミスウェル・ブラッティーネ - 初めまして。続き楽しみにしてます。頑張ってください！ (2016年8月7日 11時) (レス) id: 77869ffd6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇津 | 作成日時：2016年7月13日 1時
