18．一人は危険なので絶対にならないように ページ19
信乃「あ、俺トイレ行ってくる」
弑揺「えー、荘介達が迎えに来るのに？」
信乃「弑揺はここで待っとけよ！」
弑揺「...はぁい」
信乃に手を振る。
弑揺「もー...一人になっちゃったじゃん」
後ろを見ると赤い門と狛犬？みたいなやつがある。
弑揺「門は良いとしても狛犬は...」
若干引き気味で狛犬を睨んでいると門の奥から声が聞こえた。
弑揺「なーんかうるさい声が...」
こっそり様子を伺うように中を覗く。
ドカッ！
弑揺「へ...？」
人が飛んで来て弑揺にぶつかった。
弑揺「ぎゃっ」
青蘭「いい加減しつこいぞ！！知らんと言ったら知らん！！とっとと去ね！」
小文吾「このクソ坊主！！現八がここにいるのはもうとっくに判ってんだよ！兄貴を返しやがれ！！」
青蘭「何を異なことを...我らが捕らえたのは人ではない。"鬼"じゃ」
小文吾「何だと！？」
「小文吾！！」
声のする方には小文吾の父がいた。
小文吾「ゲ、親父...っ」
「お前はまたバチ当たりなことを...！！」
小文吾の頭を掴み無理矢理下げさせる。
「本当に愚息がご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございませぬ青蘭殿」
青蘭「誠に迷惑だ。こちらの務めを邪魔されては困る。二度と来ぬようきつく頼むぞ」
青蘭達は帰って行った。
小文吾「親父！！」
「阿呆かお前は！今ここで騒いでも無駄じゃ。もっと頭を使わんか」
小文吾は言葉に詰まり何も言えなくなる。
「...ん？お前、何ぞ踏んどるぞ」
小文吾「あ"？」
下を見ると弑揺が下敷きになっていた。
小文吾「お！？おお！？」
弑揺「背中...イタイ...」
小文吾「ヤベェ...」
小文吾「おい大丈夫か？」
「全く...またお前は余計なことをしおって」
小文吾「悪かったって...！」
小文吾は弑揺のネックレスに気づいた。
小文吾「......あちゃー、コイツ教会のガキかぁ、めんどくせぇなぁー...憲兵に預けるか」
弑揺「ううー...」
寝返りをうった時牡丹の花の痣が見えた。
小文吾「......奇遇だねぇ。お前は一体何者？」
信乃「弑揺悪い！遅くなった......ってあれ？」
周りをキョロキョロする。
信乃「―――弑揺がいない。ってか...消えた？」
弑揺「んー！美味しい♪」
テーブルには大量のスイーツが。
弑揺「おねーさん栗ようかんお代わり！抹茶パフェも！あー、あとあんみつもお願いします♡」
小文吾「...はぁ...とんでもねぇ欠食児童拾っちまったぜ...」
19．小悪魔欠食児童は単純→←17．村雨と慈雨がこんなに喋るの初めて聞いた
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ルイナ(プロフ) - 八犬伝大好きです！続き楽しみにしてます！この作品のオリキャラももすごく好きです！続きが見れたらいいなと思います！これからも頑張って下さい！ (2018年6月23日 23時) (
レス) id: 29bcf3ece3 (このIDを非表示/違反報告)
宇津(プロフ) - Teke Raさん» ありがとうございます！頑張りますねー！ (2016年9月9日 7時) (レス) id: 5af3d71995 (このIDを非表示/違反報告)
Teke Ra(プロフ) - 私は八犬伝が好きです！要や現八や毛野さんが好きで出来たら絡ませてほしいです！更新楽しみにしてますね！！！ (2016年9月9日 1時) (レス) id: 8e388015a4 (このIDを非表示/違反報告)
宇津(プロフ) - ミスウェル・ブラッティーネさん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年8月7日 11時) (レス) id: 5af3d71995 (このIDを非表示/違反報告)
ミスウェル・ブラッティーネ - 初めまして。続き楽しみにしてます。頑張ってください！ (2016年8月7日 11時) (レス) id: 77869ffd6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇津 | 作成日時：2016年7月13日 1時
