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ご飯屋さんを後にして2人で家路に着く。
街灯の光が俺たちを照らしてくれていて、なんだか頑張れって言われてる気がしなくもない。
康二くんの歩幅に合わせながらゆっくりと歩き、ふぅ、と深呼吸。
蓮「…ねぇ康二くん」
康「なーに」
蓮「あのさ」
康「うん」
道端で立ち止まり、康二くんの方を向くと康二くんも同じように俺の方を向いてくれた。
周りを見渡すと通行人はいない。車はちらほら走っている。
蓮「康二くん」
康「うん」
蓮「俺、康二くんが好き」
ゆっくりと、はっきりと言葉に出して伝えると。
一瞬だけ目を開いた康二くん。
でもすぐににこりと笑って。
康「…僕も蓮くんが好き」
と言ってくれた。
蓮「俺と付き合ってくれる？」
康「もちろんやで」
.
正直、緊張はしなかった。
康二くんも俺と同じ気持ちな気がしたから。
でもやっぱり想いが通じたらホッとして、思わず康二くんを抱きしめる。
蓮「…嬉しい」
ギュッと力を込めれば、康二くんもギュッと腰に手を回してくれて。
ゆっくり顔だけ離して、康二くんと見つめ合って。
3秒間キスをした。
蓮「…康二くん好き」
康「僕も」
蓮「なんか照れるね」
康「…せやな」
体が離れて、再び歩き出した俺たち。
さっきよりも歩く時の2人の距離が数センチだけ近くなった。
康「…なぁ蓮くん」
蓮「どーした？」
康「……さっきみたいなこと、……たくさんしたいタイプ、です…」
蓮「え」
康二くんの顔を覗き込めば、ほんのりと頬が赤い。
蓮「………康二くん。そんなこと言っちゃだめだよ。好きすぎてどうにかなりそう」
康「…ごめん」
蓮「でも。……俺もたくさんしたいから。一緒だね」
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shizuku(プロフ) - スーさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります…！ (2021年2月15日 10時) (
レス) id: df0ce6bfef (このIDを非表示/違反報告)
スー - 続きが気になります…！！応援してますので、更新頑張ってください！ (2021年2月15日 5時) (レス) id: 8ab2b29f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizuku | 作成日時：2021年2月15日 0時
