太陽と恋 ページ9
太陽のような出会いから半年が経った。
康二くんとは、休みの日が被ったらカフェに行ったり映画を見に行ったり。
この間は美術館にも行った。
もちろん、本の感想も言い合った。
考えることとか感じたことが似ている俺たちは、『これはこうだよね』ってお喋りが止まらなくて。
気がつけば毎回終電で帰るか泊まるかぐらい仲良くなった。
そして今日。
康二くんに伝えようと思う。
好きですって、付き合ってくださいって。
.
蓮「康二くん！」
康「蓮くん、お待たせ」
お互い仕事が終わって19時過ぎ。
俺の最寄り駅に集合して、好きなアーティストさんのCDを一緒に買いに行った。
告白のタイミングを計っていたけど、買ったCDの話で盛り上がって出来ず。
今は行きつけのお店で夜ご飯を食べている。
康「はー。帰ったらCD聴くの楽しみや」
ハンバーグをフォークでひとくち、パクっと食べた康二くん。
もしかしたらチャンスかも。
蓮「今日一緒に聞こうよ。俺ん家で」
そう言うと、『やったー！』と言って残りのハンバーグをフォークに刺し、俺の口元まで持ってきてくれたからパクっと食べた。
蓮「おいひい」
康「ふふ。お泊まり嬉しいな」
CD聴くことじゃなくて、お泊まりが嬉しいんだ。
康二くんのその一言一言が、俺にとっては全部嬉しいんだよ。
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shizuku(プロフ) - スーさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります…！ (2021年2月15日 10時) (
レス) id: df0ce6bfef (このIDを非表示/違反報告)
スー - 続きが気になります…！！応援してますので、更新頑張ってください！ (2021年2月15日 5時) (レス) id: 8ab2b29f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizuku | 作成日時：2021年2月15日 0時
