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誰もが､彼女との再会を望んでいた｡
それは公に出来ない望みで､彼らがどうしても叶えたいものだった｡
アメリカに行くことが決まった時､まず聞いたのは自由にできる時間があるかどうかだった｡マネヒョンはそんな時間はあまりないけど､行きたい場所があるなら検討すると言ってくれた｡近場に限るとは言われたけど｡
JM「やっぱりさ､あのダンススクールには行っときたいよね」
JS「行きたい理由はいくらでも並べられますけど､まずはあの動画をマネヒョンにも見せて説得とかしますか？」
JN「…ダンスに興味があるんですってチソンが言うなら､上も前向きに検討はしてくれるだろうし｡いいんじゃないかな」
HR「私も純粋に､あのダンススクールで学んでみたいって思います｡レベルも高くて､有意義な勉強が出来そうですし」
HC「メアリーちゃんのダンスを生で見てみたい気持ちもある」
RJ「ヘチャニだけ不純で､薄情だな｡Aに会ったら､すぐに言いつけてやるからな」
CL「確実にヘチャニヒョンは､Aに嫌われますね！」
HC「やー！冗談だろ！Aが一番の目的に決まってる！」
平和で､心地のいい日々が緩やかに過ぎていく｡
アメリカに行くことが決まって数日後｡
マネヒョンに頼み込み､ダンススクール側からもいい返事が貰えたと喜んでいた時だった｡
DREAM「…は？」
【は？じゃなくて､ダンスを学ぶならあの先生だけでいいんだろ？その日は生徒さんを休みにしてもらうから､みっちり勉強しなさい】
JM「え､いや…それは､生徒さんに迷惑が掛かりますし､俺らは生徒さんの実力を買って頼んだんです｡それなのに､そんな―――」
【実力？それなら､他のダンススクールの方がいいだろう？君らが頼み込むから､こうして許可を取ったんじゃないか】
HC「…どうせカメラを回すんですから､生徒さんがいた方がいいんじゃないですか｡いつも､そうしてますよね？それとも､出来ない理由があるんですか？」
【……仕方ないね｡君らの目的を僕は知っている｡それを叶えるわけにはいかないんだよ｡あの子は既に自分のやりたいことを見つけ､それを楽しんでいる｡君らが会いに行けば､彼女が苦しむと何故分からないんだい？】
CL「Aが､苦しむ…」
【……―――それでもと言うのなら､話を聞かないわけじゃない】
JS「っ…じゃあ…！」
【………せめてもの償いだ｡僕が責任を負おう】
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
