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JN「ヒュリ」
『はい｡ジェノヒョン』
JN「可愛い」
彼はそれだけ言うと､頬を撫でて去って行った｡ジェミニヒョンとは違ってあっさりとした愛情表現だ｡きっと人見知りが無くなってきた私にまた警戒されないように距離を測っているんだと思う｡実に彼らしい気がする｡
HC「ヒュリやー！！こっち来て！」
『…ヘチャニヒョン､どうしたんですか？』
HC「隣に座って」
『…はい』
HC「そして､膝の上に頭をのせて」
『…いやです』
HC「ポッポと膝まくｒ――」
『お膝､失礼します』
HC「…それはそれで傷付くんだけどぉ｡可愛いから許してあげる！」
彼は､私の人見知りが無くなる前からこんな感じ｡人懐っこいといえばいいのか､押しが強いと言えばいいのか｡彼の膝枕はなんだか落ち着くから好きだけれど､この温もりに未練なんかを抱いてはいけないから断れる時は断るようにしている｡本物のヒュリが来たら存分にやってあげてほしい｡彼女なら､きっと嬉しそうに笑ってあげられるだろうから｡
JS「あーあー！ヘチャニヒョン､ヒュリを独り占めしてるよ！ヒュリやぁー､一緒にゲームしようって言ってたじゃん！」
『チソンア､もう少しだけ待って…ヘチャニヒョン枕で仮眠をとりたい…』
HC「可愛いんだけど､枕って呼ぶのやめような？ん？ヒュリや」
『…ん｡はぁい…』
CL「…ヒュリは眠いと､マンネらしさに磨きがかかるね｡チソンと違って思春期拗らせてないし〜？」
JS「チョンロや！」
チソンロ､マンネラインの二人とは同い年だからテレビでは無理にキャラを作って絡んでいる｡二人は喜んでくれているみたいだけど､こんなキャラを作ってしまってヒュリが上手くやれるかどうか…それが心配だ｡あまり好き勝手にやったら彼女が戻ってきた時に大変だから､自重しないと｡
ヘチャニヒョンの枕でウトウトし始めていると､彼が髪を指でさらさらと梳いてくれる｡気持ちがよくて､全身はおろか顔の力が抜ける｡
――カシャ
と鳴ったシャッター音に､目を開く｡椅子に座っているジェミニヒョンがこっちにスマホを向けている｡撮られた｡きっとマヌケな顔をしていただろう｡ヒュリのためにも､変な顔の写真は出来るだけ避けたいのに｡
JM「ヒュリやー､眠いねぇ？ウリエギはヘチャニの手で髪を梳かれるのがちゅきなのかなぁ？」
RJ「ジェミナ､うるさい｡気持ち悪い声出すな」
JM「ロンジュナ､このヒュリを見てもそんなことが言えるか？」
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
