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後ろから知らない男の人の声が聞こえた。いきなりのことに驚き急いで振り返る。
「……え？ 」
「まったく……生贄はいらないとあれだけ言っているのに」
ブツブツとなにかをつぶやいている。まじまじと観察するが、やはり見覚えはなかった。男の人は着物を着ていた。それが彼の謎さをさらに加速させていた。そもそも、いきなり誰もいないところから現れるだなんて普通じゃないが。
「とにかく、扉は開けますので帰ってください。僕は嫁なんていりませんし」
「待ってください！ 」
おそらく、この人は神様なのだろう。ならば、
「私を、攫ってはくれませんか？ 」
「は？何を言っているんですか」
「あの村に帰ったって殺されますし、ほかのところへ行こうにもここからは遠すぎます。なら、あなたに攫ってもらったほうが得なのです」
神が人をむやみに殺したりなんてしないだろうし、死ぬくらいなら神隠しされたほうがいいだろう。
「おかしな人ですね……」
「よく言われます。それで、どうなんですか？ 」
目の前の神様は少し考えこんだ様子だったが、ニヤリと笑ったかと思うとこちらに近寄ってきた。
「わかりました。ですが、僕の言うことにはちゃんと従ってくださいね？ 」
「はい、わかりました」
この後、この神様があまりにもドSで、色々振り回されることになるとは今の私にはわからなかった。
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フウ(プロフ) - かなさん» リクエストありがとうございます。申し訳ないのですが、お話の数がいっぱいになっており、3話書く余裕がありません。次回作に持ち越しとなってしまいますのでご了承の程よろしくお願いします。 (2019年12月30日 20時) (
レス) id: a1f34fb80a (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 川上さんと福良さんとこうちゃんで虐待で家を飛び出したライター仲間を助ける話お願いできますか？ できれば1人1人別のお話でお願いします (2019年12月30日 0時) (レス) id: a6c0aa89b0 (このIDを非表示/違反報告)
コテツ(プロフ) - フウさん» たくさんリクエストしてしまってすみません．．．もし、時間があったらで大丈夫です！ (2019年9月24日 22時) (レス) id: 14ce1a40ed (このIDを非表示/違反報告)
コテツ(プロフ) - フウさん» 伊沢さんや、須貝さん、山本さん、川上さんが見れたらとても嬉しいです！ (2019年9月24日 22時) (レス) id: 14ce1a40ed (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - コテツさん» 邪道なのいいですよね！私は好きですよー！他の方が見たいとのことでしたら、具体的に誰のお話を書いてほしいか教えてくださると幸いです (2019年9月24日 21時) (レス) id: a1f34fb80a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フウ | 作成日時：2019年8月11日 15時
