Case:A Blue・７ ページ7
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「とりあえず、○○方面へ向かって貰えますか？」
運転手さんに行き先を告げると、タクシーが走り出す。
終電も無くなった夜の街を、車に乗って通りぬけると
時折、街灯やネオンの光が差し込んでは横切っていく。
お互い、何を話すでもなく
窓の外を横切っていく景色に ぼんやりと目をやっていたら
しばらくして、急に肩にストンと重みを感じた。
(･･････えっ？！)
慌てて横を向くと、
大野くんが熟睡して 私の肩に寄りかかっていた。
すぐ近くに大野くんの寝顔があって
近過ぎる距離に、思わずドキンとなる。
そのまま動くこともできずに、ドキドキしていると
タクシーが急に信号で止まって、
近くにあった寝顔は肩から膝へと滑り落ちた。
車の揺れなんか気にならないのか、
変わらずに私の膝ですやすやと眠り続ける彼。
今度は膝が熱を持ってるみたいに、ドキドキが止まらない。
端正で綺麗な、大野くんの寝顔。
スッと通った鼻筋と、眉毛が綺麗なアーチを描いてる。
閉じられた瞼に縁取られた睫毛が
車内に街の光が差し込むたびに、淡い影を作る。
ドキドキしながら、膝で寝ている彼の髪に手をやると
思ったよりも ふわっと柔らかくて
触れた手から、またドキッとしてしまう。
好きな人と、飲み会帰りにタクシーで２人なんて
それだけでもドキドキしてしまうのに
私の気持ちなんか知らずに
大野くんは、私の膝で無垢な寝顔を見せていて。
タクシーに差し込む街の光みたいに
“好き”って気持ちを抑えられなくなりそうな自分と
そんな気持ちを押さえ込もうとする自分が、
行ったり来たりを繰り返す。
そのまま、
大野くんの髪に触れた手を離すこともできずに
私は彼の頭に手を添えたまま
車窓を横切る景色を、眺めていた。
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Akiha*(プロフ) - 和真さん» あら、相葉さんセクシーですかね・・・本物が？それとも、この相葉さんが？(*´艸｀*)もし、ここの相葉さんなら、きっと本物が出してきたセクシーさが、書いてるうちに滲み出てきたのかも笑。うん、最近本物はオトナの魅力が増してますよね♪ (2014年11月7日 14時) (
レス) id: 5c503cd530 (このIDを非表示/違反報告)
Akiha*(プロフ) - 夢相さん» コメありがとうございます(*´∀｀*)そうなんです・・・さりげなく壁ドンならぬ、壁トンです笑。キュンキュンして頂けたら安心します〜。ニノちゃんは、もう1回活躍させますんで次章をお楽しみに♪ (2014年11月7日 14時) (レス) id: 5c503cd530 (このIDを非表示/違反報告)
和真 - あれ？相葉さんってこんなにセクシー...だったんでしょうね(笑)きっと隠されてたんでしょう(笑)それにしてもセクシーですよね！最近大人の相葉ちゃんがグンとクローズアップされてきて新たな魅力にドキドキしております///この先どーなっちゃうの！？更新待ってます！ (2014年11月5日 7時) (レス) id: 1c981e28be (このIDを非表示/違反報告)
夢相(プロフ) - もう！さりげなく壁ドンだし！見つめるだけで言葉を繋げないとか！キスまでしたのに！キュンキュンしまくりです！(*´ω｀*) にのちゃん、イイですね〜！こういう人が近くにいると素直になれそうだな。 (2014年11月4日 19時) (レス) id: fa79897099 (このIDを非表示/違反報告)
Akiha*(プロフ) - 夢相さん» あ、やっぱりそうなんですね♪(*´艸｀*)実は私の「あき“は”」も「葉」なんです。今回、相葉さんだけ“書けない”って思ってたから「イイです」と言って貰えて嬉しいです。強く抱きしめる、ですね。メモメモφ(｡・ω・｡ ) (2014年11月4日 15時) (レス) id: 5c503cd530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akiha*
| 作成日時：2014年10月7日 8時
