刺 激 的 男 子８ ページ8
沢井を追いかけて走り回ること十数分。
あいつまじでどこ行った。
.
＿＿＿あいつのいきそうなとこ…
よく考えたら、俺あいつのこと全然しらねぇ。
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「なぁ、聞いたか。山本のやつ、沢井ちゃん見つけて
走ってったぜー？」
「まだ諦めてなかったのかよ。あの女は無理だって」
俺の少し前を横切った高校生ぐらいのやつ。
沢井…沢井って言ってたのが聞こえた。
.
「あ、あの！沢井の知り合いですか？
沢井を、見てません！？」
突然俺に話しかけられて、その男たちは困惑。
え、あ、あっち。とか言って指された方向に
お礼を言うと走っていった。
「Aちゃん、俺じゃダメな訳？」
路地を曲がったところから聞こえた声。
その声の先を見る。
『……私、彼氏いるの』
ガチムチの男と沢井。
男の方はかなり厳つくて、こんなやつが沢井のこと…
「なぁ、頼むって、その彼氏と別れてよ。」
＿＿＿ズキッ。
なんか、そう聞こえた
俺の心臓が痛むのがわかった。
＿＿＿俺は沢井のこと好きなんだ。
.
.
好きになったんだ。
.
.
.
「沢井…!! やっと見つけた!!」
俺はそう叫んで沢井の前に立つ。
沢井とガチムチの間に立つことになる。
俺は沢井に向いていて、背中から、
ガチムチの視線を感じる。
『丸井…』
沢井は目をパチパチさせる。
「…ほんまに彼氏おったんか。」
ガチムチはそう言うと舌打ちしながら
帰っていった。
「大丈夫だったか？なんもされてねぇ？」
『……丸井！丸井っ！』
「ぅおっ！？」
ガバッと勢いよく抱きしめられる。
いや、これ逆じゃね？何で沢井に
死ぬほどきつく抱きつかれてんの。
『逃げてごめん。』
「おぅ。会えたからいい。」
『もっかいケーキバイキング行こう。』
「だなっ！」
そう言って2人でケーキバイキングに向かって歩き出した。
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＿＿＿なんか、俺忘れてね？
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ゆきの(プロフ) - すごいよかったです！番外編とか続編なんかも見てみたいです！ (2015年7月6日 21時) (
レス) id: 5e5cf96442 (このIDを非表示/違反報告)
美里(プロフ) - すごいよかったです！！面白かった！主人公ちゃんの性格好きです！これからもがんばってください！ (2015年4月3日 11時) (レス) id: 4684effaee (このIDを非表示/違反報告)
キユヅキ - 人気すごい！！ (2015年3月1日 11時) (レス) id: 80f69d4b66 (このIDを非表示/違反報告)
キユヅキ - ストリー面白いのに、コメントしない人の気持ちがわかりません。 話、面白いですよ！ (2015年3月1日 0時) (レス) id: 80f69d4b66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほわいてぃべてぃ。 | 作成日時：2015年2月22日 18時
