56話 ページ19
「えーっと。ま、手短に言うと俺も紙拾った!以上!」
何でちょっと怒ってんの…。元はと言えば黒尾がそれを説明しないからであって
「はいはい。それでなんて書いてあったんですか」
「そーだそーだ!ってん…?」
皆が私の隣に居る人を凝視する。いや、私もビックリだよ。
まさかこんな急に来るとは…。
「赤葦お前、どこ行ってたんだこのヤロー!急に戻ってきやがって…!もうちょっと平穏な時間過ごしたかったわ!あほ!」
「ちょっと、最後普通に暴言だし俺だってAから離れたかったわけじゃないし!」
…最後の普通にいらんくね。まあ、それはそうとして黒尾が完全に無視されてていじけてるし。
「おーい黒尾。紙、紙の内容は!」
「…梟は梟のいる地へと」
なんじゃその厨二くせえ文は。恥ずかしいわ。
それにしてもあの梟がいた所を目指せば何かあるって事だよね。
「あっ分かった!ショッピングモールじゃね!?ほら、A梟可愛かったって言ってなかったっけ」
…あ、確かにそうかも。
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月のぞみ - 徹底的に悪女は潰した方がいい!ウザすぎ! (11月16日 2時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ウェルカム | 作成日時:2018年7月28日 11時