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『母さんーキノコ取ってきた!』

「まあ!ありがとう」


この時の私は、何にも恐れなかった

初めて会うグリフォンにも話しかけていた

…だが…それが悪かったのだ


「人間じゃ!避難しろ!」


長老が叫んだ

すると、さっきまで穏やかだった皆は大慌てで山の方へ逃げた

しばらくして、人間という生き物が来た

私たちとあまり変わらないけど、大きかった

グリフォンより一回り小さかった

だから、仲良くなれるとでも思ったのか

この頃の私は

人間の方へ歩いて行っていた


「居たぜ!こっちに来やがる!」

「気を付けろよ」


そう言われた後、体がふわっと浮いた

なんだろうと思っていたら

母さんが私の身代わりになった

口パクで「逃げて」と言ったのがわかったので

すぐに逃げた

前、母さんが逃げてと言ったときは

遠くに逃げてと教えられた

だから、遠く、遠く、山を越えて、大きな川を越えて

ある洞窟に辿り着いた


「誰だ」


低い声だった

暗闇からは二つの金色の目が光り輝いていた


『A』


私は怖がりもせずに言った

その後に「エルフ族か…」とも聞こえた


『貴方のお名前は?』

「俺はヴィラ、ドラゴンだ」


名前以前に、ドラゴンという言葉が気になった

会ったことも、見たことも、聞いたこともなかったからだ

『ドラゴンって?』と尋ねると

「……は?」と少し沈黙の後に言われた

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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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**スミレ** - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/riru01/ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 71a9b12fca (このIDを非表示/違反報告)
**スミレ** - 如月唯奈さん» 返信遅くてすみません、読んでいただきありがとうございます!尚、私はもう書ける自信がないので他の方にお譲りさせていただきました…。良ければこちらのURLでお読みくださいませ。 (2019年3月27日 23時) (レス) id: 71a9b12fca (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 面白いです!説明が短いので、すらすら読むことが出来ました!!!これからも頑張ってください! (2019年3月11日 14時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
**スミレ** - かどけ氏さん» 読んで頂きありがとうございます!ドナーさんのノリはどこぞのキャラを少し意識して書きました。これからも頑張ります! (2018年10月12日 19時) (レス) id: 5de6f21aba (このIDを非表示/違反報告)
かどけ氏(プロフ) - とても良いお話ですね、続きが気になります!個人的にドナーさんのノリがすごい好きです。更新頑張って下さい! (2018年10月11日 5時) (レス) id: 47936fd8da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:**スミレ** | 作成日時:2018年9月25日 16時

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