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Oside
目を覚ますなり、大粒の涙を流す翔くんに堪らなくなって翔くんを抱き締める
｢さ、としく、｣
俺の胸に顔を埋めて泣く翔くんの背中を優しく擦る
｢お、いてかな、で、はっ、はあっ、｣
悪夢でも見たのか
涙と熱とで上手く呼吸が出来ない翔くん
｢んっ、｣
酸素を吸いすぎないようにその唇を塞いだ
｢んんッ、…｣
唇を離すとすぐに俺の腕の中から規則正しい寝息が聞こえてきた
.
｢…なにやってんだよ、俺｣
翔くんが眠りについたのを確認して部屋を出ると冷静になる頭
時間が経てば経つほど恥ずかしさが増していく
｢しょうにいちゃんねた？｣
部屋を出るといつの間にか部屋の外にいた修が脚に抱きつく
｢おう、寝たぞ｣
もしかしたらさっきの場面を見られたのかと内心ヒヤヒヤしながら修を抱き上げると、嬉しそうににこにこ笑って
｢さとにいちゃんはしょうにいちゃんのことすきなの？｣
純真無垢な大きな目を向けて言う修の突然の言葉に心臓が跳ねた
｢なっ、どうしたんだよ？｣
｢だって、ちゅーしてたから！｣
｢ぶふぉ！｣
思わず噴き出してしまった
｢きゃー！にのといっしょ！｣
｢…にの？｣
｢うん！にののおうちにいったとき、にのもおんなじことしてた！｣
二宮の家…？
.
.
｢にのもしょうにいちゃんにちゅーしてた！｣
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秋(プロフ) - れなさん» 感想を書いて頂きありがとうございます！全ての作品を読んで頂いたなんてとても嬉しいです！相変わらずの亀更新ですが、これからも是非よろしくお願いします。 (2019年10月6日 16時) (
レス) id: 55bdd1b610 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 初めまして。秋さんの作品全て読ませていただきファンになりました。この作品も大好きです。他の作品も含め今後どのような展開が待っているのか楽しみにしております。体に気をつけて頑張ってください。 (2019年5月7日 10時) (レス) id: e5a85e3091 (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - kumigokumigoさん» コメントとっても嬉しいです！何度も読み返していただいているなんて…！身に余る光栄です！相変わらずの亀更新ですが最後までお付き合い頂けたらと思います。 (2019年3月31日 21時) (レス) id: c2d3d8d027 (このIDを非表示/違反報告)
kumigokumigo(プロフ) - はじめまして！秋さんの作品が大好きで、特にこの優しい春から始まり、冷たい夏、哀しい秋、何度も読み返しております。この先の展開が楽しみです。大変かと思いますが、お体に気をつけてください。応援してます！ (2019年3月31日 21時) (レス) id: 0f4930668a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2019年2月6日 19時
