SnowManとライターさん

さっくんさんとライターさん ページ9

「で！今期のアニメはいつもより面白いのが多くて！」

「へー！とくにオススメはあるのですか？」

私、Aはアイドル雑誌のライターをやっている。

本日取材しているのは、SnowManの佐久間大介さん。

ガチのアニヲタと言われる彼はアニメに詳しく、楽しそうに話している姿を見ると聞いているこっちも楽しくなってしまうのだが…

「…って！このままだとアイドル雑誌がアニメ雑誌になってしまいます！←

さっくんさん！今日の取材テーマは「カノジョとの妄想おうちデート」です！

さあ、ファンの方がドキドキするようなおうちデートを妄想してください！」

「あ、そっかそっか！え〜っとね〜…」

ちょっと上を見て考える仕草をするさっくんさん。

ニコニコしてて楽しそうだなぁ…

「ジュース飲んでお菓子食べながら〜」

「ふんふん」

「並んでソファにすわって〜」

「ふんふん」

「アニメの話たくさんして〜」

「…なんだか今の状態みたいですね…って…んっ！？」

急に色っぽい顔が目の前にきたかと思うと、
手首をかるく握られ、顔を傾けてそっとキスをされる。

「んっ…ちょっ…まっ…ふぅっ…ん」

慌てて離れようとしたが、ぐっと手首を握られてしまったため逃げられない。

ぷはっと唇が離れたかと思うと、すぐに上唇を挟むようなキスをしたり、わざと口の端にしたりする。

まるで彼が踊るダンスのように遊び心があり、楽しんでいるかのようなキスだ。

いいかげん苦しくなってきたとき、さっくんさんはやっと唇を離してくれた。

「…こうやってイチャイチャするのが理想のおうちデートかな♪」

さっきの熱を帯びたキスはどこへやら、
えへへへ〜と屈託なく笑うさっくんさん。

あんだけ長くしといて息切れひとつしないとは…ホント体力お化けだなぁ…ってそうじゃない！←

「突然なにをするのですか！
　おうちデートの話をしてたでしょう！？」

「だっていつもAとの取材はデートだと思ってるもん！
実演だよ〜！
アイドルとライターのヒミツのデートなんて、ロマンチックじゃない？」

「まじめに仕事しなさい！」←

ーFinー

いつもニコニコの佐久間くん好きです！

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←ダテさんとライターさん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す