ラウくんとライターさん ページ6
「でね！体育のバスケでスリーポイントシュート決めたの！」
「へー！すごいじゃん！ラウ！」
私、Aはアイドル雑誌のライターをやっている。
本日取材しているのは、SnowManのラウールくん。
185cmの長身にハーフの整った顔を持つ彼はとてもそうには見えないがまだ16歳で、
取材ではこんな風に普通の高校生の一面を見せてくれる。
ちくしょう、戻りたいぜ青春！←
「あ…でも今日校外遠足でディ◯ニー行く予定だったんだけど行けなかったんた…」
ふと思い出したようにつぶやき、伏し目がちになるラウ。
「ええっ！なんで言ってくれなかったの！？
言ってくれたら舞台の合間とかにラウだけ取材しに行ったのに！」
「うん…でも撮影は全員のカットがないと
ダメだから…みんなが集まるときじゃないと…」
「うう…そっか…インタビューは別日でよくても、撮影はずらせなかったのね…」
もちろん芸能活動をしている以上ラウも覚悟していることだとは思うが、こういう時大人の都合に巻き込んでしまっている気がしてなんだがいたたまれなくなる。
わかりやすくしゅん…と落ち込んでしまったラウをなんとか元気づけたい。
そう思い、私は持っていたメモとペンをテーブルに投げ捨て、両手でわしゃわしゃとラウのふわふわの金髪を撫でた。
「わあっ！A！？」
「ラウ〜！大人になりすぎなくていいんだよ！
言いたいことは言っていいし、甘えたいときは甘えていいの！
私ら大人はラウに学校生活を楽しんでもらう
義務があるんだから！」
「A…
…A〜！」
勢いよくガバッと抱きしめられ思わずよろけたが、気合で受け止める。←
「…本当はめっちゃディ◯ニー行きたかった…」
甘えるように私の肩に顎を乗せ、拗ねたように口をとがらせる。
「よしよし…今度一緒にディ◯ニー行こう！
お姉さんが連れてってあげる！」
「ホントに！？
やったー！約束だよ？」
そういって弾けるような笑顔をみせるラウ。
「ね、A！さっきみたいにもっかい頭なでて！オレ、もっとAに甘えたい！」
「もう！100回ディ◯ニー連れてってあげる！←」
ーFinー
恋愛感より姉弟感が強くなりました(笑)
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凛(プロフ) - 美紀さん ありがとうございますー！また新しくSnowManでかいてみようと思うのでよろしければ見てやってください〜 (2020年2月24日 21時) (
レス) id: bc5c2c6777 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん完結おめでとうです最高でした (2020年2月24日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 3さん ありがとうございます〜！ややクセが強めの文なので好みと言われると嬉しいです！頑張らせてください〜！ (2020年2月21日 9時) (レス) id: bc5c2c6777 (このIDを非表示/違反報告)
3(プロフ) - そうなんですね！全てが好みすぎて大好きです！応援してます(^^) (2020年2月21日 8時) (レス) id: c916423483 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 3さん コメントありがとうございます！自分ではそのつもりでいますが、お好きなように解釈していただけますと嬉しいです！ (2020年2月20日 14時) (レス) id: bc5c2c6777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2020年2月16日 16時
