105 ページ5
☆
いよいよ本番が始まる、ステージ裏。
みんなが互いに声をかけあい、励ましあい、ステージに向けて気持ちを奮い立たせる。
YG「なんちゅー顔してんだよ、お前」
「わっ、ぷ」
ユンギオッパに急にほっぺを挟まれ、何するんですか、と言っても上手く発せず伝わらずでそれを見て意地悪そうに笑う。
YG「変な顔」
「〜っ、もう！誰のせいだと！」
じたばたすれば自然と離される手。
YG「やっとお前らしくなったじゃん」
「え？」
YG「なんかすごい形相だったけど」
「あ…」
YG「どうかしたのか？」
「いえ…緊張、してたのかも、？」
素直にそう言えば、絶対馬鹿にされると思ったのに。
YG「…そうか。まあ初ステージだしな」
「バカにしないんですか？」
YG「だからお前は俺をなんだと思ってんだよ」
本人は自覚があるのかないのか、柔らかい微笑みと頭に置かれた手。緊張して顔が強ばっていた事にも気づけずにいたけど、ふっと力が抜けるようだった。ユンギオッパはこうやって、いつも肝心な時にわたしを助けてくれるんだ。
「ユンギオッ…」
JN「やー！ユンギや！イチャイチャしてずるいぞ〜！」
YG「は？してません」
JN「まあ、ウリAちゃんはかわいいからね！わかるけど」
YG「なんなんですかもう…まあ、あとはよろしく頼みましたよ、じゃあな」
「あっ、ユンギオッパ！」
YG「あ？」
「ファイティンっ！」
YG「…」
JH「わ〜、Aちゃんかわいっ！何その笑顔！」
JM「ユンギヒョン、固まってるじゃないですか」
YG「…うるせー、茶化すな」
JN「Aちゃん、オッパにもファイティンして〜」
「え、え〜…なんかそんなふうに言われたらめちゃくちゃやりづらいんですが」
JN「いいから！ほらほら！」
「うー…、ファイティン…」
JN「んんん、さっきみたいな元気ないけど照れた顔もあり」
JH「かわいっ！」
YG「あんまりからかうのやめてあげてくださいよ」
JK「ユンギヒョン人の事言えませんよ」
TH「ジンヒョン〜ファイティン！」
JN「はいはい、可愛いよお前も」
☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 225人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
@risa(プロフ) - 無さん» ありがとうございます励みになります！ただいま加筆修正中につき、更新滞っていてすみませんが今後ともよろしくお願いいたします！ (2020年5月4日 14時) (
レス) id: 4cd43be614 (このIDを非表示/違反報告)
無 - このお話最高すぎます笑 (2020年5月4日 13時) (レス) id: 06b55d11a8 (このIDを非表示/違反報告)
@risa(プロフ) - riri_purukawaさん» わあありがとうございます、本当に嬉しいです！ (2019年12月26日 23時) (レス) id: 4cd43be614 (このIDを非表示/違反報告)
riri_purukawa(プロフ) - 最高です！ (2019年11月27日 22時) (レス) id: be778bbdda (このIDを非表示/違反報告)
@risa(プロフ) - 月のひかりさん» 亀更新ですみません(´∵｀)コメントとっても励みになりました！ありがとうございます！ (2019年10月23日 20時) (レス) id: 504ca2a52f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@risa | 作成日時：2019年4月2日 0時
