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私がそう聞くと、
ふわっと微笑んで安室さんは
手招きをしてくれた。
コ「話って…事件のこと?
何か思い出したの?」
なんて聞くコナンくん。
相変わらずの勘の鋭さには
関心する。
「うん…。
意識を無くす前に
松田さんが見せた死体なんだけど…
やっぱり館長さんだったの!
私が知ってる内容では
館長は被害者じゃなくて
容疑者だったの」
怖くて一瞬だったけど、
図書館の事件の犯人の
館長さんで間違いはなかった。
昴「どういう意味ですか?
もしかしてAさんの世界で
何かありましたか?」
「実は…」
私は私の世界であった
コナンの内容を話した。
現にこの世界では
館長さんは殺害されてるから
なぜそうなったかは私にも分からない。
透「なるほど…。
それじゃ今回も
Aさんのいた世界とは
話が違うことが起きているんですね?」
「はい…。
もしかして…
私がこの世界に来た理由と
何か関係があるんでしょうか?」
もしそうだとすれば、
もしかしたら
命が救えたかもしれない…。
透「大丈夫ですよ。
それはまだ分かりませんが、
今回の事件は僕たちも
調べてみますから
Aさんは心配しないで下さい」
そう安室さんが言うと、
安心させるかのように
ポンポンと頭を撫でてくれた。
「安室さん…」
コ「僕も昴さんも
A姉ちゃんの味方だから」
昴「ええ。
心配はありませんよ」
コナンくん…沖矢さん…
「ありがとうございます」
こんなに心強い人たちがいて、
私は幸せ者だな。
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります!P158の「バルタオルを…」→『バスタオル』です。訂正お願いします! (2018年7月22日 3時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2017年11月9日 19時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さとふぁむ | 作成日時:2017年11月8日 14時