live in different worlds 4

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陣「はあああ！？
被害者から今日の
9時半頃に電話があっただと！？」






なんて驚いている松田さん。







え？

そんなに驚くことなくないですか？







これってあれでしょ？





館長さんが覚せい剤だかなんだかを
本か何かの中に隠してたのを
見つかってエレベーターの
上に死体を隠した回のやつでしょ？








小学生だった私には
インパクトが大きすぎて
当分の間図書館に
行けなかったんだから…。






ある意味のトラウマってやつ。









航「それ…本当に館長だったのか？」






なんて言う伊達さん。








だって自分で館長だって
言ってたんだから
間違いないはず…。







まあ…確信はないけど。






何せ何十年前の回ですから。







でも今朝聞いた声なら覚えてる。









「それならここの館長さんの
声を聞かせてくれませんか？
その声を聞けばさすがに
違うかどうかは分かります」






美「それは無理ね。
だってその人昨日の午後11時には
殺害されてるもの」









…





…







…はい？








え？殺害されてる？





だって犯人だよ？




麻薬取締法違反と
殺害の容疑で逮捕される人だよ？







「ま…まさか…」






いや、嘘だよ。



信じないよ、うん。









陣「嘘じゃねーよ、ほれ」





と上にかぶせてあったものを
ばさりと捲ると
そこには頭から血を流して
死んでいる館長さんがいた。








「ひぃっ…」









あ…やばい…気が遠く…なる…。

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