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-安室side-









昨日のことを
思い出すのが嫌なのか
Aは俺の上着を
握り締めてきた。






その手は微かに震えている。









「Aさん一人だと
不安でしょうから
僕も一緒にいいですか?」






佐「ええ。
Aさんさえ良ければ」




と佐藤刑事は答えた。









彼女の方を見ると
コクンと頷いたため
俺は彼女と一緒に
事情聴取を受けるとこにした。









2人の刑事が質問していくと
その通りにAは
答えているが
時々声を震わせたり詰まらせたり
目にいっぱい涙を溜めてたり…






その内容は
俺の想像よりも生々しかった。









胸を触られただけではなく、
彼女が誰も触れられたことのない
ところまで触れられたらしい。







俺の中でプツプツと
怒りだけが増えていく。









そして事情聴取をされている
奴らのリーダーには今回同様の
前科もあったらしい。









反省の様子はなく、



邪魔が入らなければ
最後までできたのに…



と、
ふざけたことまで
言っていると佐藤刑事は言っていた。









高「話はわかりました。
Aさんも今日我々に
辛いことを話されて
お疲れでしょうから
今日はもう帰宅しても大丈夫ですよ。
後はコナンくんと沖矢さんから
お伺いしますから」






と、
彼らは彼らなりに
彼女に気をつかってくれたらしい。









「じゃあ…
お言葉に甘えて帰りましょうか」





俺は彼女に言い
警視庁を後にした。

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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります!P158の「バルタオルを…」→『バスタオル』です。訂正お願いします! (2018年7月22日 3時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2017年11月9日 19時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さとふぁむ | 作成日時:2017年11月8日 14時

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