live in different worlds

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声が聞こえたので
振り返ると安室さんが立っていた。








｢安室さんもトイレですか？」





と聞くと、






透｢僕は違いますよ。
Aさんが出て行ったきり
なかなか戻らないので
心配して探しに来たんですよ」






なんて言う安室さん。









｢そうだったんですね。
すみません、ご心配おかけして…」






哀ちゃんも連れて帰ろうかと
思ったけどそこには
もう哀ちゃんの姿はなかった。









いつの間にいなくなったんだろう？









透｢さあ、まだ暗いので
戻りましょう」



と安室さんが
私の手を握り歩きだした。









こういうさりげないところが
女性にモテるんだろうなぁ…。






安室さんは公安だし、
何かあれば必ず守ってくれそうだし。






こういう人の
彼女になった人って幸せだろうなぁ。









またそんなことを思いながら
2度目の眠りについた。









透｢僕はAさんに
危険なことに巻き込みたく
ないだけなんです。
明日には組織が動きます。
必ずあなたは私が守ります」








そう安室さんが
呟いていたなんて知らなかった。

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