live in different worlds

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｢今日はご馳走様でした」





蘭｢こちらこそ、
引き止めてしまって…。
それより本当に送って
行かなくて大丈夫ですか？」









さすがに夕食まで頂いて
送るってのも
蘭ちゃんたちにも
迷惑かかると思ったから
それは遠慮しておいた。






それに女子高生の蘭ちゃんが
夜道を帰らせるなんて
さすがに気が引ける。









｢大丈夫です、大丈夫です。
不審な人がきたら
ぶっ飛ばしますから」




なんて空手の真似をしたら
蘭ちゃんたちも笑っていた。








まあ…空手なんて
やったことないけど。






"それではまた"




と言い探偵事務所を後にした。









コツコツコツ







まただ…。





昨日といい今日といい
やはり誰かに後を
つけられている。





しかもそれは
どんどんこっちに
近づいている足音…。





どうしよう。




ここはやっぱり
蘭ちゃんみたいに
空手で倒すべきかな？





やったことないけど、
適当に殴ってれば
どれかは当たるだろうし。





それともそのまま逃げるべき？









そんなことを考えていると
いきなり誰かから
肩を掴まれた。






｢ひ、きゃああ」

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