live in different worlds

14 ページ15

-安室side-









カランカラン









｢やぁいらっしゃいコナンくん。
それに…今日は
始めましての方も一緒ですね」






とコナンくんと女性の
二人に目線を向けた。







女性の方は
20代前半ってところか。









｢初めまして。
今日からお花屋さんで
働かせていただいている
石川Aてす。
こちら注文をされたお花です」





なんて注文していた
花を俺に渡した。








｢そうでしたか。
僕の名前は安室透です。
よろしくお願いしますね」



と返した。








Aさんは

"はい"



と微笑みながら
返してくれた。






それはまるで
汚れの知らない
天使のように思えた…。





黒い世界にいる俺には
彼女が眩しすぎるぐらいだ。







飲み物でも出そうかと
思っていたが
お店に戻らなくては
いけないらしく



"それではまた"




と言い残し
店を後にした。









コ｢あれれー？
もしかして安室さん
惚れちゃったの？」




なんてニヤニヤしながら
聞いてくるコナンくん。









｢コナンくん煩いですよ」

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す