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アプデした? ページ8

相変わらず この手の接客業は繁忙期を迎えると

忙しすぎて


・・・残業多すぎ。



お店をしめることが出来たのは
結局予定30分後も過ぎていた。


真鍋「はぁー・・・・ほんと疲れましたね、」


『早く閉店終えて帰るよ、私急いで帰りたいの』


真鍋「え?珍しいですね、何か予定ですか?」


『ゲームのアプデ。』


真鍋「色気ない!!!!!」





そう、なんて言ったって
今夜は モン〇ン 新作直前のアプデ。


この夜ために死ぬ気でランク上げてきたんだもん
すっごい楽しみに決まってるし


それに


『初めてフレンドとモン〇ンやるな、私』


真鍋「何か言いました?」


『なんでもない。過不足でた?どう?』


真鍋「大丈夫です。よし、終わり!」




これ見逃がしに退勤カードを切って
颯爽と帰り支度をする


あぁダメ、いっつもの電車には間に合わない!



真鍋「Aさん!タクシー呼びます!?
最寄りまで相乗りしたいです!」


『え、真鍋さんも急いでるの?』


真鍋「このあと彼氏の家にいくんですー!」





アプリでタクシーを手配して
ちょうどお店を急いで戸締りをしたころ、

店舗の前にタクシーが一台到着した



よし、



『駅まで!!!!!』






夜の繁華街近くを通っていくタクシーの席から
外をじっと見つめる


隣の真鍋さんは それはまあかわいいワンピースを着て
髪も解いたらいい巻髪になるようにしていたらしく

完璧な乙女な顔。



彼氏かぁ



『今日は一段と可愛いね、気合?』


真鍋「記念日なんです。ちゃんとしよっかなって」


『かわいい・・・。』


それとは真逆に私はただのチノパンに襟付きのシャツ。

オシャレなんて たかだか職場の行き来だけだし?


職場では制服をくるから縁遠いって思ってた


あーあ



私にはないなぁ なんて




真鍋「お会計、割り勘の分先に渡します!」


『いいよ、転ばないように気を付けて先に行きな?』


真鍋「え、でも」


『大丈夫。ね?記念日だし、リップも塗りなおさないとでしょ』



真鍋「うぅーー・・・・お先失礼します!」




停車した車から
飛び出していった後輩を見送り

お会計を済ませる。



こりゃ、時間切り間に合いそうにないな。


おまるさん もう他の人とやってるかなぁー・・・・。



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作者名:諾子 | 作成日時:2022年8月15日 15時

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