参加型テニプリ夢短編集　【夢紅茶】

新年といえば初詣2 ページ39

その後A達がしばらく歩くと少し開けた場所にたどり着いた

そこは神社の裏側へと続く道らしく、人も表通りよりは混雑していなかった


「みんな。ここで真田達を待つことにしよう」

「ここなら人の波に巻き込まれる心配はないから丁度いいだろう」


というわけで、ゆっきーと蓮二くんの提案でここが待機場所となりました


・・・が・・・


「遅い」

「まったく真田のヤツ何やってるんだろうね」


この便利な世の中に存在する携帯電話という、
実に便利で若者には必要不可欠なアイテムも、
新年の人の波の中では回線が繋がらないのが多々あり


・・ぶっちゃけ役に立たないのである


「私見て来ようか？」

「止めておけ。Aが行くと二時被害が起こる」

「うっ。・・おっしゃる通りで・・」


全力で否定をしたい気持ちではあるものの
柳の言う通りなので言い返す言葉がないA


「まぁ、そのうち来るじゃろ」

「そうですね。下手に動くと逆に良くありませんから」


と、そんな会話をしていると、前方から真田が赤也とブン太を
引っ張りながらジャッカルと共に現れるのがみんなの目に映る

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