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「ヘマしたら殺す」
最悪だ……。
今日は再びペアでの戦闘訓練、隣に並ぶ彼を見て、私は目に涙を浮かべた。
しかも相手は轟君と常闇君の強敵ペア。
ああ、もう絶対負けた。
轟君と常闇君はともかく、ダークシャドウは結構ノリノリでディスってくるから辛いのだ。
発光系の個性の私は一見常闇君相手には有利に思えるが、いつも苦労させられる。
しかもペアは爆豪君だし、今回はきっとろくなビーム出ないだろうな……。
「よーい！スタート！」
合図と同時に、ダークシャドウが勢いよくこちらにやってくる。
「見るに堪えない顔だナ！吐き気がするゼ！」
泣いた。
それは酷くないかダークシャドウ。
「今日のお前、あんまり可愛くねえな」
轟さん？！
いつもはもう少しマイルドに貶してくるはずの彼だが、相手が爆豪君だからか今日はパンチが効いている。
開始早々カウンターを二回も食らった私のオーラは、もうすでにだいぶ薄くなってしまった。
頼むよ、爆豪君……！
「おい！足引っ張んな！カス！」
……ですよね。
まさかの味方からの攻撃にオーラが消えかかっている。
とりあえずダークシャドウに向かってビームを打つが、そのまま闇に飲み込まれてしまった。
『爆豪君！ちゃんと褒めて！』
「てめえの面倒はてめえで見ろ！」
もうほんと嫌い。
仕方ない、彼には頼れなさそうなため、急いで今までで嬉しかった褒め言葉ランキングを思い出す。
「おい！ボーッとすんなカス！」
はああああ！もおおおお！！
あんたのせいで下がったパワーを必死で上げようとしてたのに邪魔すんな！
どんどん威力が弱くなる私のビームを見て、轟君と常闇君が二人で迫ってきた。
『爆豪君！お願い！！』
訓練の時くらい嘘でも何か言ってくれ！
二人が迫ってきて、爆豪君に祈る気持ちでお願いすると、彼が舌打ちをした。
それを肯定と受け取り、二人に向かって指でハートを作る。
「今日も……
真っピンクでうっとおしいなァ！！」
『は？』
もちもんビームは出ませんでした。
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ららん - 芦戸三奈ちゃんの漢字が間違ってるかもです、、、違ってたらすみません！ (4月10日 22時) (
レス) @page6 id: 8b8bcc9d2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - この小説面白いです！もし、もしよろしければなんですが、夢主ちゃんの個性、私が、次に書く夢小説に使わせて頂けないでしょうか。よければコメントお願いします！ (3月19日 15時) (レス) @page13 id: 9b31ba286d (このIDを非表示/違反報告)
ああ - コメント失礼します！初めて読むジャンル（？）の小説で続きが気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2月9日 0時) (レス) @page13 id: c7eb11c477 (このIDを非表示/違反報告)
たに - 承認欲求！個性かわいいー！ (1月22日 20時) (レス) @page12 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
澄香 - コメント失礼します！新作おめでとうございます！これからも応援してます！ (8月21日 0時) (レス) @page12 id: 82c6652378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Selena | 作成日時：2023年8月19日 22時
