婚約相手 ページ41
『何度もいうけどさー、結婚するにはお互いがね？ここ重要。心を通じあわせて、心から愛し合える相手と順序を踏んで、お付き合いして、結婚するものなの！お分かり？』
これ何回言った？
弘一「しかしですな、A様は日本、いや世界で貴重な魔法師、今のうちに契りを」
ポカッ
弘一「痛たたたた」
『アホ！だから自分の娘に狸親父なんて呼ばれるんだ！』
「「ブフォッ」」
すると何人かが噴き出した
弘一の隣では笑いを堪えるのに必死な真夜が、床をドンドン叩いていた
『いいか？政略結婚とか！子孫を残すために今のうちに結婚するなんてな？古いぞ！？今はなにか！？戦国時代か！？お前ら大名か！？』
和樹「しかしですな、それが名家に生まれた者の性で」
『父さんは自分のペースでお嫁さんを探しなさいつってた』
((あの人は・・・))ハァ
当主たちは脳内で
呑気な自分達の指揮官に呆れた
かつて大戦にてその類いまれなる才能とカリスマ性にて日本を勝利に導いた
あらゆる敵を排除してきた『剛腕』と
周囲の人を惹き付ける『カリスマ』を持ち合わせ当時、『双皇』と呼ばれていた頃とは大違いな指揮官に
『まっ、今頃決めたってしゃーないでしょ。高校卒業あたりに決めるわ』
五輪「その際は是非うちの澪を何卒」
真夜「あら？五輪殿、ご自慢の澪殿を嫁がせてよろしいのですか？」
五輪「えぇ、分家の娘を出すほど余裕のない五輪ではないので」
真夜「はい？四葉は余裕がないのではなく、うちの亜夜子がふさわしいと思ったからよ」
弘一「それではA様には分家の娘で充分と聞こえますが？」
真夜「そうはいってないでしょ？亜夜子は分家だけれど、四葉では五指に入るほどの美少女です。貴方こそ長女の真由美さんをだしてもいいのかしら」
弘一「真由美はそちらとは違って実力も優れています。正直そちらより優れた子供を産むとおもいますが？」
五輪「では、戦略級魔法師である澪はそれより優れた子供を産むということですな」
そこから五輪、四葉、七草の口喧嘩が始まった
他の当主は呆れて何も言わない
俺も呆れて部屋をひっそり出ていった
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どゆこと？ - なんでやねん。その程度、いちいち自分だけで対応できないとか、原作時以下でごみだな。七草。仲裁もできねえとか、かす。つか、No.1の家柄を探るなよかす。敵対だからそれ。くっさ。 (2023年1月25日 5時) (
レス) @page10 id: dc300e8072 (このIDを非表示/違反報告)
無_名_(プロフ) - 面白くて何回も読み返しています！横浜争乱編とても楽しみにしています！更新頑張って下さい！ (2021年6月27日 18時) (レス) id: c007f713c5 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤ(プロフ) - とても面白いです！オチとかももしあれば楽しみにしてます！更新待ってます！ (2020年12月15日 19時) (レス) id: b0e8ef1a15 (このIDを非表示/違反報告)
銀髪LOVE(プロフ) - 面白いです！続きを楽しみにしています！ (2020年11月15日 11時) (レス) id: 479dd11547 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 凄く好みの作品で面白かったです！更新頑張ってください！待ってます！ (2020年11月11日 23時) (レス) id: 00d6e1a3ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗星 | 作成日時：2020年9月8日 20時
