ある愛のカタチ

え！デデデ陛下に妹？！ ページ2

ナイトメアを倒してから数ヶ月が経ったある日のこと。
デデデとエスカルゴンが何やら話していた。
どうも、メタナイト卿のことらしい。

「わしはメタナイトがこの城から出て行かないか心配ゾイ。」

「なんでまた？」

「ナイトメアを倒して、奴の使命は終わったゾイ。奴がいつ城から出て行ってもおかしくないゾイ。」

「メタナイト卿に出ていかれたら、この城を守るのはワドルドゥとワドルディだけ。万が一何者かに襲われたらひとたまりもないでゲスな。」

「そこゾイ。うーん、こうなったら、メタナイトを村の誰かと結婚させてこの城にいさせるゾイ！」

「結婚て！ププビレッジには相手がいないでゲスよ。」

「フームがいるゾイ！」

「若すぎるでゲス！！」

デデデは、メタナイト卿にこれからも城で働いてもらうために、誰かと結婚をさせることを考えた。
しかし、エスカルゴンが言うように相手がいない。

うーん…とデデデが頭を抱えて考える。
すると、デデデが何かを閃いたようだ。
デデデの顔に笑みが浮かぶ。

「そうだ！ワシの妹と結婚させるゾイ！」

「へ、陛下の妹〜！？！？！」

「早速手紙を書いて呼びつけるゾイ」

「陛下に妹なんていたんでゲスか」

(陛下の妹と結婚なんて、気の毒なメタナイト卿でゲスな)

なんとデデデには妹がいたらしく、デデデは自分の妹とメタナイト卿を結婚させることにした。


『我が妹Aへ。
明日の正午にわしの城に来るゾイ。
偉大なる兄の命令は絶対ゾイ！！
デデデ』

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