〈キングダム〉甘味処

桓騎_子ども扱い ページ8

※桓騎軍の幹部、片想い中の設定

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「お頭、すごいかっこよかった…！」

函谷関での戦いを思い出して大興奮の私の話を
黒桜が静かに聞いてくれていた

「こんなに好きなのに、お頭ったら全く
子ども相手みたいに接するのよ。
ひどいと思わない？私だって大人なのに…」



「いや、まだ全然子どもだろ」


背後から急に話に割って入ってきたのは桓騎だった。


「ふーん、お前、俺の事が好きだって？」


ニヤリと笑みを浮かべながら
舐めるような目つきでAを見つめた



蛇に睨まれた蛙とはこの事なのか


全部聞かれていた事が恥ずかしくて顔は絶対真っ赤
穴があったら入りたい


桓騎はAの正面に座り、
机に身を乗り出して顎を持ち上げると
噛み付くようなキスをした


「ぁっ…」

口内に舌が入ってきて私の舌を逃がそうとしない

ゾクゾクとする感覚に襲われ腰が抜けそう



やっと唇が離れた

必死に肩で呼吸する私を見て

「これだけでそうなるなんて
やっぱり子どもじゃねーか」


と言い放って離れて行く


「おっ、お頭っ！
　私のファーストキス奪った責任、とってください！」


足を止めて振り返える桓騎



「次耐えられたらな」


「っ…！！」



次、だなんて期待してもいいのでしょうか、お頭。



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黒桜 完全に蚊帳の外だけど…

A はっ！見てた？！

黒桜 …全部

A ////

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