〈キングダム〉甘味処

昌平君_策士 ページ6

※軍師学校の生徒、恋人設定

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毒国の反乱後、
軍師学校では敵将を先生が
討ち取ったことで持ちきりだ

まさか敵将を討ち取るほどの武力を
先生が持っていたなんて私は知らなかった

反乱から1ヶ月経ったというのに
相変わらず先生は忙しいそうで
全く会えていない

(私、よく考えたら先生のこと全然知らないな)


そんなことを考えている時、
介億先生が木簡を持って近づいて来た

「A、悪いがこれを書庫まで運んでくれないか。」

「あ、はい。わかりました。」


書庫なんて初めて来た

入ってみると下から上まで見事に木簡が詰まれている

どこに戻したらいいかわからないから
とりあえずここに置いておこう


昌平君もよく夜遅くまで木簡を読んでたなあ…
なんて考えていると急に後ろから声が聞こえた


「Aか、何故ここに？」


「！！先生！」


急に会えたものだからびっくりしすぎて
何を言えばいいのかわからなくなってしまう


「私は介億先生に木簡を運ぶように頼まれて…」


へへと笑ってみるが先生はこちらを見ずに
そうか、と言って木簡を読み続けている



久々に会えてこんな対応あんまりだと思うけど
仕事の邪魔はしたくない

「じゃあ、失礼しました…」

部屋を出て行こうとした瞬間右手を掴まれた。

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