昌平君_嘘から始まる恋 ページ34
※軍師学校講師設定
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「私の孫とお見合いせんか、昌平君殿。」
軍師学校への来客者のご老人と
昌平君が話してるのを
横目に仕事をこなしていたが
先の言葉が聞こえてきて手が止まる
昌平君のそういう話は聞いたことがないので
すごく興味がある
(お見合い？ちゃんと相手の人と
会話出来るのかな ふふっ)
「生憎ですが恋人がおります故」
(えっ！？)
まさかすぎる回答に
つい昌平君の方を向いてしまった
その瞬間、昌平君とばっちり目が合った
すぐに視線をそらし仕事の続きをしようとしたが
全く手につかない
(！！すごい目合った！
怖っ！絶対後で怒られるじゃん)
「ちなみにあちらにいる女性です」
「ほぉ…」
(えぇっ！？この部屋にいるの？！
まさか相手学生！？やば！！！)
とても気になるが先程の二の舞になる為見れない
(うぅ、気になる…)
「A」
急に後ろから名前を呼ばれ振り向くと
昌平君と先程のご老人
「？どうしたの？」
Aは立ち上がり、白々しく
何も見てないフリをしてとぼけてみた
「こちら恋人のAです」
「！？」
何が起こっているのか
話の流れがわからなくて昌平君の顔を勢いよく見る
すると今まで見た事のない穏やかな表情で
こちらに笑いかけてきた
あまりにも綺麗で見惚れてしまう
「ほほぉ、これはこれは美人を捕まえましたな。
さすが昌平君殿。
しかし残念。孫との縁談は無くなりましたな。
今日のところはこれで失礼しますぞ」
Aはよくわからないまま会釈をし
帰って行く姿を見つめる
「…助かった」
「た、助かったじゃないよ！」
さっき笑いかけてくれた顔が頭から離れなかった
元々かっこいいとは思ってたけど恋愛感情はない
未だに落ち着かないのは異性に免疫がないから？
「…私のこと利用して縁談断るなんて最低」
「それはすまなかった」
「変な噂立ったら困るのは昌平君じゃない」
「Aなら別にいいと思ったんだが」
「っ！本気にするよ！？」
「ふっ、好きにしろ」
何の悪気もなく、勘違いされてもおかしくない事を
サラリと言う昌平君はたちが悪い
綺麗な瞳に真っ直ぐ見つめられたAは
恥ずかしくて目を逸らした
(これ、異性に免疫あっても絶対無理)
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昌平君 仕事に戻るぞ
A (いろいろと)無理です…
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Lin(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます！続編の方に蒙恬新作アップしました！最近アニメ見て蒙恬熱が上がってます。笑 他の展開も書く予定ですのでよろしければお付き合いください！ (2021年7月7日 13時) (
レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - いつも楽しく読ませて貰ってます！蒙恬のお話リクエストします！楽しみにしています！ (2021年7月7日 4時) (レス) id: 647e3af02d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 続編も楽しみにしています！ (2021年7月5日 10時) (レス) id: e64872b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ちぃ様いつも読んでいただきありがとうございます！こちらのページがいっぱいになったので続編作成中です！近日中に公開予定なので続編も読んでいただけたら嬉しいです^_^ (2021年7月4日 19時) (レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - お返事ありがとうございます！楽しみにしてます＞＜ (2021年6月13日 16時) (レス) id: 86ec3e8020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lin | 作成日時：2021年1月17日 2時
