蒙恬_アルコールのせい ページ27
※蒙恬が主人公に片想い設定
各キャラでお酒シリーズ��
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「前に一緒にお酒飲みたいって言ってたよね。
今日はとびきり美味いやつ、持って来たよ！」
蒙恬ともう一人男の子が現れた
蒙恬の友達？…にしては
服装を見る限り、身分が高いとはいえない
「…この人は…？」
「飛信隊の信だよ。俺と同じ三千人将の」
「えっ！貴方が信くん！
私蒙恬の幼馴染のAよろしくね」
「ヘヘっ、よろしくな！」
歳が近い事もあって3人の話は盛り上がった
「信くんの事、よく王賁と蒙恬から聞いてたから
知ってるよ。私、王賁とも幼馴染なの。
3人のこと、応援してるよ」
しばらくしてAが眠そうな事に蒙恬が気付き
この会はお開きとなった
「Aの事は俺が送るから。
じゃあまたね、信！」
「信くん、また飲もうね。おやすみ」
「ああ！またな、蒙恬、A！」
信が帰っていく姿を見届けた後
Aを見つめた蒙恬が口を開いた
「…Aさ、王賁と結構会ってるの？」
「たまに会ってるけど、どうかした？」
「…そっか、」
「？」
いつもより暗い声色を不思議に思い
蒙恬の顔を見上げる
すると急に手を握られた
「？…蒙恬？」
指を絡ませて恋人繋ぎになった手を引き
蒙恬は歩き出す
「俺より王賁がいい？」
「えっ？急にどうしたの？」
蒙恬の歩く足が止まりこちらに振り向いた
「急じゃない。
俺はずっと前から
Aの事が好きなんだ」
ふわりと抱きしめ、耳元で好きだと囁いた
顔を真っ赤にしたAはお酒のせいもあって
いつもより艶っぽく見えた
「…あ、も、蒙恬…」
逃げようとするAを
逃がさないように蒙恬は腰を抱く力を強めた
蒙恬に抱きしめられ
華奢に見えていた身体が実は筋肉質だった事、
更に自分の力では胸板を押しても
跳ね除ける事も叶わないと気付き、
異性として意識せざるを得なかった
蒙恬は抱きしめる腕を緩め、
今にもキス出来そうな距離まで顔を近づけた
「少しは俺にドキドキしてくれた？」
「っ！！」
「これから、俺のこと意識してくれたら嬉しいな」
はは、と笑った蒙恬の腕から解放された時には
いつもの2人の雰囲気に戻った気がした
(言われなくても意識するに決まってるじゃない)
顔も身体も熱い
今だけは、もともと抱いていた
蒙恬への気持ちに気付かないふりをして
お酒のせいだということにしよう
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Lin(プロフ) - ぽむさん» コメントありがとうございます！続編の方に蒙恬新作アップしました！最近アニメ見て蒙恬熱が上がってます。笑 他の展開も書く予定ですのでよろしければお付き合いください！ (2021年7月7日 13時) (
レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ - いつも楽しく読ませて貰ってます！蒙恬のお話リクエストします！楽しみにしています！ (2021年7月7日 4時) (レス) id: 647e3af02d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 続編も楽しみにしています！ (2021年7月5日 10時) (レス) id: e64872b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - ちぃ様いつも読んでいただきありがとうございます！こちらのページがいっぱいになったので続編作成中です！近日中に公開予定なので続編も読んでいただけたら嬉しいです^_^ (2021年7月4日 19時) (レス) id: f3bf054ccf (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - お返事ありがとうございます！楽しみにしてます＞＜ (2021年6月13日 16時) (レス) id: 86ec3e8020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lin | 作成日時：2021年1月17日 2時
